東京の夏はなぜこうも暑いのか。
転職したおかげで、俺は7月から人生2度目の東京生活を送っている。
東京の夏はとにかく暑くて、5分歩けば、シャワーをぶっかけられたかのごとく顔面に汗が滴ってくる。これがサウナ通いの副作用だとしたら、代償がでかすぎ。
外にいるだけで汗をかくし、日焼けもするしで俺は夏が嫌いだ。サウナでかく汗と外でかく汗はワケが違う。
そんな弱音を吐いていても、東京の夏が涼しくなることはないから、今月も1ヶ月の振り返りをしていく。
7月に行ったサウナと回数
7月にサウナへ行った回数は13回。
東京へ引っ越して最初の月ということもあり、いつもより奮発してサウナ通いしてしまった。
冒頭にも書いたけど、俺は2年前に4年間ほど東京に住んでいたことがあって、上にある「豊島園 庭の湯」や「ザ・ベッド&スパ所沢」にはその時にも訪れたことがあるんだ。
なので今回は久しぶりに東京に戻ってこれた嬉しさから、昔を思い返すような気分でサウナめぐりをしていた。
新ホームサウナは「サウナセンター」
ホームサウナという言葉に大した意味はない。単純に1番多く通うであろうサウナを、勝手に自分の拠点にしてしまうというだけ。
サウナー同士だけに通じる共通の話題みたいなもん。
ホームサウナにしたからといって、施設側からなにか恩恵を受けられるといったメリットもない。強いてメリットをあげるなら、サウナ好き同士が初めて会った時の話のネタになるぐらいのもんだ。
サウナを東京に引っ越してからというもの、そんな大した意味のないホームサウナをどこにするか1週間も考えていた。
俺が出した結論は山手線鶯谷駅から徒歩3分で行ける「サウナセンター」だ。
理由は単純に自宅から歩いていけるサウナで1番居心地がよかったから。
3年前に行った時はサウナ待ちの列ができるほど混んでいて、もう一生行かねーなって思った記憶があるんだけど、当時はコロナ渦で開いているサウナが少なかったから混んでいただけのようだ。
実際今は普通に空いていて、特に待ちもなく快適に過ごせることがわかった。土日は混んでいるのかもしれないが、俺がサウナセンターに行くのは平日がメインだから問題ない。結局どんなに設備がいいサウナでも混んでいたら台無しになるのだ。
サウナセンターのサウナは高温多湿で、水風呂も井戸水を使っているから水質抜群。なによりサウナ室横に設置されているサーバーに入った麦茶がキンキンで超うまい。
カプセルも併設されているから、遠方の人は東京出張の拠点としてぜひ訪れてみてほしい。
都内近郊のサウナは高い
わかっていたことだけど、近郊を含めて東京のサウナ料金はべらぼうに高い。
以前の俺がホームサウナにしていた野々市市の「しあわせの湯」はサウナ込みで600円だった。
それに対し、現在のホームサウナであるサウナセンターは3時間の入浴で1,500円。倍以上だ。しかもこれが最低利用料金。
別にサウナセンターが特別高いというわけではなくて、東京のサウナ専門施設ではこれが相場なんだ。
入浴料が最低ランクの公衆浴場ですら、東京の場合はサウナが別料金になっていて、合わせると1,000円を超えることも珍しくない。
1回1,500円ということは、週2回通うとサウナ代だけで月12,000円になる。
都会の物価の高さを実感させられた。東京怖い。 続きを見る
【東京・名古屋・大阪】都市別人気サウナ上位10施設の料金まとめ
ムサレタイ7月のアクセス/PV/記事数
ここからは当ブログ「ムサレタイ」の運営状況について報告していく。
PV/月 | 投稿数/月 | 累計記事数 | |
22年7月 | 15,352 | 5 | 46 |
22年6月 | 14,728 | 3 | 41 |
22年5月 | 12,860 | 4 | 38 |
22年4月 | 8,547 | 4 | 34 |
22年3月 | 7,234 | 4 | 30 |
22年2月 | 6,362 | 6 | 26 |
22年1月 | 7,260 | 5 | 20 |
21年12月 | 3,499 | 3 | 15 |
7月のPVは15,352と、地味だが着実にPVを伸ばしている。
ただ伸び率が鈍化しているのは、多分新しく書いた記事があまり読者にささっていないからだと思う。
最速で失敗する
今の時代はゴミみたいなコンテンツが100個あっても、優良コンテンツ1個には敵わない。だから俺の最近の記事は読者のニーズを的確に捉えられていないのだろう。
とはいえ、俺はこれでいいと思っている。どんだけ読者のニーズに寄り添った記事を書いても世にリリースしてみれば当たることもあるし、まったくもって外れだったってこともある。
正解がはっきりわからないんだったら大事なのは質より量。もちろん思考停止して書き続けても先はないけど、この記事は時期的にバズらないだろうから書くのやめようとか細かいことは考えなくていい。
とにかく発信する。コンテンツを量産する。少し考える。これを続けていればおのずと質はついてくる。
俺の経験上、仕事や勉強も同じで、とりあえずやってみるというマインドが大事なんだと思う。失敗してからなんでダメだったのか考えればいい。
記事に求める質は上がり続けている
上で書いた内容と矛盾するようだけど、ブログを運営していくにつれ、俺自身が自分の記事に対して求める質は毎回上がっている。
その傾向は文字数にもっとも表れている。
ブログ業界では1記事の文字数は最低2,000文字以上目指して頑張ろうって言われているんだけど、俺の場合最近は5,000文字以上が普通。
記事によっては7,000文字を超えているものすらある。
文字数が多い分読者の求める情報を網羅できているならいいんだけど、ブログはYouTubeやTikTokと違ってコメント文化がなく、実際の読者から感想を聞くのが難しい。
これだけ文字が多いと執筆にかかる時間もおよそ8〜10時間ほどと、1日作業になる。
本当はもう少しボリュームを落とすことで執筆時間を削減し、記事数の増加に努めたいが性格的に多分難しい。
ただ、間違いなく今できる最大限のクオリティを1記事1記事にぶつけているからこそ、どの記事も自信をもっておすすめできる。
7月に反響のあった記事
次に、先月反響のあった記事を振り返っていく。
【持ち込み】岐阜県でテントサウナができる場所おすすめ2選【無料】
俺が初めてテントサウナをした美濃橋キャンプ場と清流として名高い板取川の野営地、これら岐阜県にある2つの無料テントサウナスポットを解説した記事。
夏になって、キャンプ人口が増えると同時にテントサウナにも挑戦しようって人が増えるからアクセスが集まったんだと思う。
そもそもテントサウナスポットって見つける難易度が高い上に、テントサウナする場所という観点で解説する人がまずいない。
ゆえにこういった記事の希少性はかなり高いと思っている。今後もいい場所があったら、その都度紹介していこうと思う。
岐阜県にあるこの2か所は名古屋からのアクセスもいい上に無料で利用できるから、近隣に住んでいる人はぜひ訪れてみてほしい。 続きを見る
【持ち込み】岐阜県でテントサウナができる場所おすすめ2選【無料】
テントサウナで河原の石を使うメリット・デメリット【サウナストーン代用】
俺自身の経験から、テントサウナのサウナストーンとして河原の石を使うことのメリット・デメリットを解説した記事。
TikTokのコメントでもたまに聞かれるんだけど、河原の石をサウナストーンに使えるのかって疑問に思う人は多いらしい。
SNSは基本的に集客目的で使われるけど、記事のネタを見つけるツールとしても非常に優秀。 続きを見る
テントサウナで河原の石を使うメリット・デメリット【サウナストーン代用】
【雨の日のテントサウナ注意点】できなくないけど対策は必須【川流れ】
俺自身が雨の日にテントサウナをした経験から、どういった注意点があるのか解説した記事。
夏になって雨の日が増えたおかげで、検索からのアクセスが自然と増えた。
雨のキャンプが好きって人もいるけど、テントサウナに関しては晴れてる日の方が絶対快適。
対策すればできなくはないけど、死なないためにも場所選びと対策は怠らないでほしい。
天気が悪いなら最悪延期したっていいじゃない。テントサウナなんてジジババになってもできる趣味なんだから。 続きを見る
【雨の日のテントサウナ注意点】できなくないけど対策は必須【川流れ】
TikTokフォロワー1,000人達成
嬉しいことにTikTokのフォロワーが、ずっと目標にしていた1,000人に到達した。
フォローしてくれる人、いいねを押してくれる人、コメントをくれる人、みんなのおかげでここまで来れたから本当に感謝しかない。みんな大好き。
ブログのリンクが貼れるようになった
どうして俺がフォロワー1,000人こだわっていたのかというと、TikTokのプロフィールにリンクを貼れる条件がフォロワー1,000人以上だからなんだ。
おかげでプロフィールの下部分にブログのリンクを貼れるようになり、TikTok→ムサレタイっていう誘導ルートが完成した。
まだわずかだけどTikTokからムサレタイへの流入が確認できている。
動画コンテンツのTikTokと文章コンテンツのブログの相性が気になるところだけど、今後の動向を分析していきたいと思う。
フォロワー1,000人までの投稿本数は64本
あまり意識してこなかったけど、ここまでの動画投稿数が64本で、けっこう投稿してたんだなって印象。
期間でいうと、最初に投稿したのが2021年12月だからフォロワー1,000人までおよそ7ヶ月半かかったことになる。
TikTokがそもそも新しいSNSだから64本の投稿数が多いか少ないかはわからないけど、TikTokのメインジャンルである美男美女、ダンス、歌っていう武器が何もないわりには健闘した方だと自分を褒めてあげたい。
美女が水着でテントサウナをしている動画だったら、ソッコーでバズっていたと思う。
TikTokはフォロワーを増やしやすい
正直テントサウナっていうニッチなジャンルで、ここまでフォロワーの増やせたのは嬉しい誤算だった。
というのも、投稿を始めて気づいたんだけどTikTokは他のSNSに比べて格段にユーザーの年齢層が低いから、みんな積極的にフォローやいいねをしてくれる。
逆に考えると、おもしろくなくなったらフォローを外すアクティブなユーザーが多いから、オワコンになるのも早いということだ。
毎回の投稿が勝負の連続
TikTokと他のSNSの違いはアルゴリズムにある。
詳しく書くと長くなるから簡単に解説すると、YouTubeなんかはある程度チャンネル登録者がいれば投稿するだけでユーザーから一定の反応がもらえるのに対し、TikTokはフォロワーが多くても動画の構成をミスるとまったく伸びなかったりする。
その代わり良い動画をあげれば、無名の投稿者でも急にバズって一躍時の人になることができる。今までになかった革新的なアルゴリズムなんだ。
俺もこの7ヶ月は動画を投稿しては分析して、試行錯誤の連続だった。いまだにアルゴリズムの完全な攻略には至っていないけど、なんとなく仕組みは理解できた。
このあたりの詳しい解説は、いずれ記事にしたいと思う。
これからもさらなる知名度向上のために、投稿を続けていくのでよかったらフォローしてほしい。
@chiaki.musaretai
サウナと関係ない記事もたまに書く
当ブログ「ムサレタイ」は見てわかるようにサウナに関する話題を中心に扱っている。
これは俺の好きなことを発信したいっていうのが大きな理由ではあるんだけど、ブログを伸ばす戦略的な側面もある。
というのもブログという媒体は、基本的にGoogleやyahooといった検索エンジンからのアクセスに依存している。
ということは、いかに検索結果の上位に表示してもらえるかがブログ成長の鍵になるんだ。
そのためには特定のジャンルを専門的に扱うことが重要だといわれていて、ムサレタイもこの教えにのっとり、ジャンルをできるだけ絞って運営を続けている。
とはいえ、たまにサウナとは関係ないけど、これはぜひたくさんの人に知ってもらいたいと感じる生活改善情報に出会うことがある。
ムサレタイは読者のためのブログであると同時に、俺の人生経験を記録する場でもあるのだ。
だからこそ、俺が実際に人生で必要だと思ったことや感じたことを記事にする必要がある。
すでに下の記事みたいなビジネス系の記事もあるんだけど、これからもたまにサウナと一切関係なさそうな記事を投稿していくということを一応宣言しておく。 続きを見る
【電話するな】仕事でいちいち電話をされるのが迷惑な理由
29歳はおっさんであり若者でもある
もしこの記事を読んでくれているのが50歳の紳士なら、29歳でおっさんなんてバカなことを言うなって思うかもしれない。
ところが19歳の大学生が見たらどうだろう。今さらなに言ってんの?とっくにおっさんだろって思うんじゃないだろうか。
実際、俺が大学生の頃は29、30歳の人なんてかなり大人に見えたもんだ。
なのに当の本人である俺の精神年齢は20歳の頃からなんにも変わっていない。
まだまだいろんなことをして遊びたいし、友達と長期旅行に行きたいなんて思ったりもする。
20代最後の夏
10代最後の夏とはまったく響きが違う。
10代最後って19歳。まだまだこれからいろんな出会いや経験がある上に、失敗しても若いから何でも許される。希望に満ちあふれた年齢だ。
最近見たひろゆきの切り抜き動画に、「20代最後の夏をどう過ごすべきか」っていう質問にひろゆきが答える動画があった。
この動画の質問主はおそらく29歳の自分を若者だと思っていて、20代最後を華やかに飾るにはどうしたらいい?って疑問をひろゆきにぶつけたんだと思う。
それに対してひろゆきは「29歳なんて普通におっさんでしょ。いつまでも若者ヅラせずに普段どおり過ごせよ。」って言ってるんだけど、正直俺は自分に言われているような気がして複雑な気分だった。
この動画見たのが10代の時だったら完全にひろゆき側の立場で、質問主を笑っていただろうけど、29歳の今質問主の気持ちが痛いほどよくわかった。
個人的には29歳を20代というくくりで一緒にしてしまうのがよくないと思う。20代って言葉で20歳と29歳をひとくくりにしてしまうから、こうやって「おっさんが若者ヅラしてて痛い」と笑われてしまうんだ。
ただ、ここで問題なのは自分を若者だと勘違いしたおっさんではなく、29歳にもなって夏の過ごし方を他人に聞かないとわからないことにあると思う。29歳なら夏の過ごし方ぐらい自分で決めろ。
俺も今年20代最後の夏だけど、普段どおり過ごすことにする。
おっさんを自称しても心は若者であれ
あなたの周りにも20〜30代で、おっさんを自称して怠けている人がいないだろうか。
おっさんだから勉強できない、おっさんだから運動できない、とか言っちゃうのは、自分が怠ける口実を作りたいだけ。
俺はそうなりたくない。
おっさんになっても、勉強したいしサウナやブログに全力で取り組みたいと思っている。
同年代の友達が育児で忙しいなら1人でやればいい。
1人でできる楽しいことはたくさんある。そういう楽しいことを見つけるために、俺はここまで人並み以上にいろんな経験をしてきたと思っている。
この記事を読んでいる20代後半以降の人たちも、口では自称おっさんでも心は若くいてほしい。
心までおっさんを自覚すると行動力が落ちてしまうからだ。
20代前半までの人たちは、今のうちにいろんな経験をして1人でも打ち込める遊びをできるだけ見つけておくのがおすすめ。
ということで見た目はおっさん、気持ちは若者の俺は、来月も活発に行動していく。