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サウナハック

東京に住んだらサウナ施設へ行かなくなった話【高すぎ】

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三重の田舎から地方を転々とした後、東京に移り住んで今や7年が過ぎた。

東京に住んだらいろんな有名サウナを巡れると大いに期待して上京したものの、今の俺はというとサウナ施設に行くことはほとんどなく、週1〜2回近所の銭湯に行くだけで満足してしまっている。

銭湯はサウナ施設だろって意見もあると思うけど、ここではあえて別物として定義する。

ということで今回はサウナ環境に恵まれた東京に住んでいながら、俺がサウナ施設に行かなくなった理由を解説する。

人口もサウナも東京の一極集中是正につながったらうれしい。

チアキ
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上京すれば毎日サウナに行くと思っていた

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上京前の俺はというと、過去に行った東京の有名サウナを思い出してはサウナに行きたい欲にかられていた。

当時、上京したらサウナ北欧や草加健康センターに毎週通い倒してやろうと意気込んでいで、過去にはサウナ好きこそ東京に住むべきだっていう記事を執筆していたりする。

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サウナ施設に行くのは年5回以下

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東京の有名サウナに恋い焦がれていたわけだけど、今となっては週1回どころか月1回もサウナ施設に足を運んでいない。

しかも年に数回行くサウナ施設のうち、2〜3回は海外。理由は後述するけど、近所のサウナ施設にはほとんど言っていいほど行っていないんだ。

海外のサウナに行った感想は以下の記事でまとめている。

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今の自宅周辺はサウナが超多い

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今俺が住んでいる場所は東京の下町上野を有する台東区で、サウナの激戦区として知られている。(俺調べ)

そんな自宅周辺にはとにかくサウナが乱立していて、俺の家から歩いて行ける範囲だけでも10軒以上点在している。

名古屋や金沢に住んでいた時は最寄りのサウナでも車で10分かかっていたことを考えると夢のような環境。

毎日違うサウナに行っても2週間近くダブらないまさにサウナの楽園。

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サウナ施設は入浴料金高すぎ

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とにかくサウナが密集している東京だけど、近年の物価高もあいまって1回あたりの入浴料金がとにかく高い。

例えばドラマの舞台にもなっていて、上野では知らない人がいないぐらい有名な「サウナ北欧」だと1番安い3時間入浴で2,000円。

他にも有名どころでいうと、「かるまる池袋」が60分1,980円、通常入浴だと3,480円になる。庶民が頻繁に通えるレベルではない。

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風呂とサウナで2,000円はやりすぎ

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これで高くないと感じた人は東京に毒されてる。

よく考えてみてほしいんだけど、風呂とサウナで2,000円はさすがに高すぎ。

慌ただしい60分の中で得られるととのいに2,000円もの価値があるだろうか、いやない。

一応60分でもサウナを3セット回す方法はあるから、それは以下の記事を読んでみてほしい。

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休憩所を使わなくなった

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サウナ施設へ行く気にならないのは、休憩スペースを使わなくなったのも大きい。

サウナ施設といえばサウナに入るだけじゃなくて、リクライナーで漫画読み放題とか、仮眠スペースがあって1日中過ごせるようになっていたりする。

サウナ施設の床面積で大部分を占める休憩スペースだけど、俺は東京に住んでからこの休憩スペースに魅力を感じなくなった。

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休憩するなら家でいい

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昔はサウナ入った後、漫画読みながら1日ダラダラしてたこともあるけど、よく考えると漫画はスマホで読めるし寝るなら家でもいい。てか家で寝た方が絶対よく眠れる。

それにせっかくサウナに入りに来てるのに、サウナに入らず漫画読んでるのも何しに来たのかよくわからない。

通常コースで午前中から入館しても、結局サウナに入ったのは最初と最後の2回だけだったみたいなこともザラ。だったら短いコースでサウナだけ入ってすぐ帰宅した方が安くすむ。

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サウナ施設と自宅が近すぎる

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俺が都心近くに住んでいるっていうのもあるけど、東京はその無数にあるサウナ施設と張り巡らされた交通網のおかげで、帰宅しようと思えばすぐに帰宅できてしまうのが大きい。

これが地方だとそうはいかない。わざわざ車に乗り込んで20〜30分運転しないといけないってなれば、せっかく来たのにサウナだけ入って帰るのはもったいないって考えが働いてしまう。

俺の場合チャリで5分の場所にサウナ施設があるから、施設内でダラダラするぐらいなら入浴→帰宅(休憩)→入浴(2度目)って入り方の方が安いしラク。

休憩スペースは居心地がよくない

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サウナ施設のリクライナーには、ここに住んでんのかって思うようなおっさんがイビキかいて寝てたり、加齢臭を撒き散らしていたりしてリラックスできる環境にないケースがよくある。

おっさんはおっさんで気持ちよく寝てるだけだから文句はないけど、俺は他人のいびきに敏感だから、何人ものいびきがコーラスを奏でる中で簡単には寝られない。

こうやって書くと行くタイミングが悪いだけとか、選ぶ施設が悪いって思われそうだけど、休憩スペースのいびきがうるさいかどうかなんてサウナ施設に行ってみないとわからない。

金払って休憩スペースに入ったら、うるさいし臭いしでくつろげなかったってなるのはキツイ。俺は3,000円払ってそんなギャンブルしたくない。

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東京は銭湯パラダイス

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東京には膨大な数の銭湯、公衆浴場がある。

後継者不足などで年々減少傾向にはあるけど、その数は実に450軒におよぶ。

実際俺の家の徒歩圏内には5軒も銭湯があり、ありがたいことにその全てがサウナ付き。

リクライナーとか漫画が必要ない俺にとって、風呂とサウナさえ提供してくれれば、サウナ施設に行かずとも銭湯で十分事足りている。

銭湯サウナのレベル高すぎ

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銭湯サウナっていうと、風呂のついでに一応設置しましたって感じのこぢんまりしたイメージが昔はあったけど、今の時代その認識はとんでもなく古い。

近年巻き起こったサウナブームで銭湯側も、サウナを整備すれば客が来ると気づいたのか、今は風呂以上にサウナへ全力で設備投資しているところが多いんだ。

だから昔のイメージとは逆に建物や風呂自体は古びているのに、サウナだけはやけにキレイで充実しているところが増えている。

ロウリュ・水風呂・外気浴は当たり前

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実際俺の近所にある銭湯でも、改装でしばらく休んでいたと思えば、再オープン後に行ってみるとサウナが超広くなってオートロウリュが実装されていた。

水風呂も深くなってバイブラがつき、露天スペースに新品の椅子がいくつも並んでいたりと、あからさまにサウナ利用客へ媚びた作りに生まれ変わっていた。

てか、よく見るとサウナ周り以外ほとんど変わってない。

とはいえ街のいたるところにある銭湯の多くがサウナに力を入れ出したおかげで、サウナ施設に勝るとも劣らないハイレベルなサウナに気軽に通えるようになった。

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銭湯も安いわけではない

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風呂のない家に住む庶民が体をキレイにできるように、銭湯の入浴料は省令で上限が安価に抑えられてて、東京都の場合は2025年3月時点で550円。

スーパー銭湯の入浴料が1,000円超えてくることを考えると破格の料金設定ではあるんだけど、銭湯の入浴料は毎年少しずつ上がり続けていて、2025年も前年の520円から550円になったんだ。

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サウナが別料金

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ただ、残念ながら550円は多くの銭湯で入浴料のみを指していて、サウナに入るには別途サウナ代を追加で請求される。

このサウナ代は省令で特に決められていないから銭湯側が自由に価格設定できる。

多くの銭湯で300〜400円が相場だけど、中には入浴料550円よりサウナ代の方が高いっていう強気の銭湯もある。混雑緩和の目的もあるかもしれないけど、経営の苦しい銭湯業界ではサウナで稼ぐのが主流なのかもしれない。

結局サウナ込みの入浴料だと1,000円前後になってしまうから、正直毎日通えるほど安くはないと思う。とはいえ1回で3,000円かかるサウナ施設よりはよっぽどマシ。

コスパなら地方の銭湯サウナ

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サウナ代が別料金になっているのは東京大阪名古屋などの大都市に多い。

一方で地方だと入浴料にサウナ代も含まれているから、コスパを考えるなら地方の銭湯サウナ一択。

例えば俺は昔石川県に住んでいたんだけど、そこで有名だった「しあわせの湯」では現在、サウナ込みで入浴料780円、(3年前ぐらいは550円だった気がする)と超安い。

それでいてロウリュもあったりして素晴らしかった。

地方で安い銭湯サウナの近くに住んでいる人はその恵まれた環境に感謝した方がいい。安い銭湯に通えるだけで、サウナ好きの生活コストは大きく下がる。

東京はサウナ好きの楽園

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ここまで書いておいて何だよって感じだけど、東京は銭湯もサウナ施設もすべてひっくるめて、サウナが充実しすぎ。

地方ならほとんど選択肢がないわけだから、サウナ施設か銭湯かって選べるのはむしろ贅沢な環境。

サウナ施設が選択肢から淘汰されただけ

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無数にある選択肢の中から、高価で休憩スペースの整ったサウナ施設が俺の選択肢から削られたってだけで、上京したのを後悔しているわけではない。

実際に俺は今でもサウナ好きこそ東京に住むべきだと思っているし、現に俺自身、サウナ施設に行かずとも安価な銭湯サウナを巡れる今の環境に満足している。

サウナ施設に行く回数は激減したけど、これからも東京の恵まれた環境に感謝しつつ、充実した銭湯サウナに通い続けていく所存。

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