4月、それは出会いと別れを経た者達にとって新たな生活がスタートする時期。
朝、街には着慣れないスーツを着た新社会人がオフィスへ足を運び、夜になれば田舎から出てきた大学生がサークルの新歓でハメを外している。
その様子は昔の自分を見ているようで面白いが、彼らもまた年をとれば今の俺と同じことを感じるに違いない。時代は繰り返す。
過去の自分に恥じないように、今月も恒例の月次報告で過去を反省し今後に活かしていきたい。
3月のアクセス/PV/記事数
PV/月 | 投稿数/月 | 累計記事数 | |
23年3月 | 23,907 | 4 | 75 |
23年2月 | 19,314 | 2 | 71 |
23年1月 | 18,765 | 3 | 69 |
22年12月 | 13,254 | 4 | 66 |
22年11月 | 15,663 | 4 | 62 |
22年10月 | 19,566 | 5 | 58 |
22年9月 | 21,247 | 3 | 53 |
22年8月 | 18,762 | 4 | 50 |
22年7月 | 15,352 | 5 | 46 |
22年6月 | 14,728 | 3 | 41 |
22年5月 | 12,860 | 4 | 38 |
22年4月 | 8,547 | 4 | 34 |
おかげさまで月間PV23,907と過去最高を記録した。
いつも読んでくれている読者には本当に感謝。
3月に反響のあった記事
ここからは3月に反響のあった記事を振り返っていく。
【サウナで暇をつぶす5つの方法】人生で最も暇な10分間【暇つぶし】
サウナの入っている間にできる暇つぶしを解説した記事。
キーワードを狙いつつ経験をもとに書いたけど、ちゃんと検索からのアクセスを獲得できていて安心。まだ公開して日が浅いから、今後の伸びに期待したい。
【サウナで暇をつぶす5つの方法】人生で最も暇な10分間【暇つぶし】
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【コンテックスのサウナハット、FOCUSレビュー】サウナに没入できる
俺のお気に入りサウナハットFOCUSのレビュー記事。
コンテックスがサウナ界隈でけっこうな知名度を得てくれているおかげで、毎月一定のアクセスと商品の売上を稼いでくれている。
俺とンテックス社、そして読者にとってもプラスの相乗効果を生み出している素晴らしい記事。
物欲がないせいもあって、最近はあまりレビュー記事を書いていないから、そろそろ書きたいと思っている。
サウナと直接的には関係がないかもしれないけど、本気でおすすめしたい物をレビューするから、ぜひ参考にしてほしい。
【コンテックスのサウナハット、FOCUSレビュー】サウナに没入できる
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【寝落ち注意】サウナにあったら嬉しいととのい椅子5選【自宅に置きたい】
俺の独断と好みによって、サウナのととのい椅子をランキング形式で解説した記事。
書いていくうちに一般ユーザーでなく、サウナ施設経営者サイドへ向けた記事になってしまったんだけど、順調に伸びてて安心。
アイキャッチ画像も我ながら上手くできたと思っている。
【寝落ち注意】サウナにあったら嬉しいととのい椅子5選【自宅に置きたい】
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70記事で月間2万PV
ムサレタイの現在の運営状況は上で述べた通りなんだけど、果たして累計70記事に対する月間2万PVという現状はいかがなものなのか。
月間1,5万PV以上は全体の上位約3%
気になってブログ媒体の平均PV数をWebで検索してみたら以下のようなデータが見つかった。
平均PV/日 | 割合 |
1~5 | 24.8% |
6~10 | 11.8% |
11~50 | 18.4% |
51~100 | 8.6% |
101~300 | 7.6% |
301~500 | 2.2% |
501〜 | 3.3% |
引用元:https://millioninvest.biz/archives/1234
ちなみにこのデータは2013年と、10年も昔の調査結果である上に公表元のURLにアクセスしてもページが削除されてしまっているから、まったく信憑性がない。
とはいえ無課金勢の俺には、どれだけインターネット中を探しても、こんな何の根拠もないデータしか見つからなかったから仕方ない。
もしこのデータを信じてみるなら、月間2万PVのムサレタイは1日平均約700PVだから、上位3%に入るということになる。
ぬか喜びもいいところだけど素直に喜んでおく。情報の一部だけを抜き取って都合よく解釈するのは、今のインターネットの流行りだ。
ブログ界隈でも一般的には1万PVが当面の目標であり、SNSを眺めていても月間2万PVが多数派でないことは体感的にわかる。
月間2万PVの先が肝心
月間2万PVが誰でも簡単に到達できるラインでない以上、これは現在のムサレタイの実績になる。
実績というのは輝かしいのと同時に今後の基準でもある。これからはこの記録を超えていかなければならない。
会社経営でも同じだけど、本当に難しいのは実績を維持・成長させていくことにある。栄枯盛衰ではいけない。現状に甘んじることなく、新たな策へ挑戦していくのが今後の俺には重要。
大阪駅うめきたエリアを見に行った
JR大阪駅で2023年3月18日に新しい地下ホーム「うめきたエリア」が開業したから、見に行ってきた。
おそらく現時点で、日本で最も新しくできた鉄道ホームだと思う。そこには最先端の技術が使われた未来的な空間が広がっていた。
改札が顔認証
うめきたエリアは入口から近未来感がヤバい。
上の写真のゲートは、空港のセキュリティゲートではなく顔認証で通過できる改札。
日本の鉄道もついにこのレベルまで来たか。もう切符もスマホもいちいちポケットから取り出さなくていい。そのまま歩いていけば、顔パスで電車に乗れるんだ。
この顔認証改札は定期券に自分の顔を登録することで利用できるらしい。俺も顔パス乗車したい。
ホームドアにディスプレイを設置
数年前からJR・私鉄全社で積極的にホームドアの設置を進めているけど、京浜東北線など都内の混雑路線ですら、費用や工期の関係で全ホーム設置完了には至っていない。
そんな中、新しく開業したうめきたエリアのホームにはもちろんホームドアが設置されている。
それも普通のホームドアでなく、床から天井までを覆うフルスクリーンタイプ。さらにホームドア自体に電車の到着を知らせるディスプレイが設置されている。
これを見ると山手線のホームドアが全時代的に思えてくる。
うめきたエリアのホームドアが面白いのはこれだけでなく、なんとこのディスプレイ、電車が到着すると動くんだ。
多分、車両によって入口ドアの位置が違うからいろんなタイプの車両に対応できるよう、ディスプレイが動く仕様になっているんだと思う。
よく考えられてるわ。これ見るだけでも大阪に来る価値あるで。
トイレの空室状況がわかる
最後にトイレ。もちろんトイレも最新で、なぜかトイレの入口で個室の空き状況をリアルタイムで表示している。
トイレの空室なんて並ぶぐらい混んでなきゃ入って待つんだから、いちいち入口で実況する意味がよくわからないけど、なんかすごい。
女子はデートの時、個室に入っている長さで大か小かバレてしまう危険をはらんでいるから注意が必要。
3/18開業したばっかの大阪駅うめきたエリア見てきたけど、トイレの個室の空き状況がリアルタイムで実況されるモニターができてた。
これ男の場合、今入ってった奴が大小どっちなのか一目でわかるな。
デートの時とか気まずいわ? pic.twitter.com/HGwheLN1ZM— チアキ@ムサレタイ (@Sauna_Musaretai) March 21, 2023
梅田駅はダンジョン
大阪駅に周辺には私鉄各社が乗り入れる梅田駅があるんだけど、久しぶりに行ったら梅田駅の迷宮化に拍車がかかっていた。
そもそも一言で梅田駅といっても、大きく5つの駅に分かれる。内訳は以下
- 地下鉄梅田
- 東梅田
- 西梅田
- 阪急梅田
- 阪神梅田
これらの駅が地下や地上の歩道橋でつながり、大規模かつ難解なダンジョンを形成している。
引用元:NHK NEWS WEB
俺は最後に行ったのが3年以上前っていうハンデもありながら、今回まんまと迷宮に迷い込み、降りたホームから食堂街や目当てのお店に行くまで何十分もかかってしまった。
久しぶりに梅田へ行く人や初めて行く人は、事前に行き方をネットで検索するのを強くおすすめする。旅行中の貴重な時間が梅田ダンジョン攻略に大きく割かれてしまう。
ちなみに案内図はマジで役に立たない。
レンタルバイクがアツい
週末の休みに、レンタルバイクなるものを利用してみなとみらいまでツーリングをしてきた。
レンタルバイクはその名の通りレンタカーのバイク版で、時間課金制のバイクレンタルサービス。レンタルバイクの最大手はレンタル819。
バイクには乗りたいけど、車両を購入・維持する金銭的余裕のない人や、日常的にバイクを使わない人にとって神のようなサービスだった。
維持費が不要
レンタルバイク最大のメリット。
所有しなくていいから、駐輪場代や車検代など悩ましい出費をすべてカットできる。
都会に住んでいる俺みたいな人にとって、維持費がかからないのは相当大きい。しかも俺は台東区に住んでいるだけど、レンタル819上野店が徒歩圏内にあるから借りに行くのに交通費もかからない。
反対に純正装備のバイクしか乗れないから、カスタム趣向の人には向かないかも。
いろんなバイクに乗れる
店舗にもよるけど、10種類を超えるバイクの取扱があるから、毎回違うバイクに乗れる。
俺は今回レブル250をレンタルした。定番モデルだけあって超乗りやすかった。
手ぶらで乗れる
レンタル819に限らず多くのバイクレンタルサービスでは、ヘルメットやグローブ、スマホホルダーが有料でレンタルできるから、手ぶらで行ってもバイクに乗れる。
旅行先なんかでも便利そう。
俺は今後利用することも考えて、安いフルフェイスヘルメットを購入した。
難点:レンタル代が高い
レンタルバイクは市場が小さい上に、転倒や事故のリスクも高いからレンタル料が高い。
例えば俺が借りたレブル250は24時間で14,700円。
軽自動車のレンタルなら24時間5,000円ぐらいで借りられることを考えると、相場はどこもレンタカーの3倍ぐらいと高め。
とはいえ、東京都心部でバイクを購入・維持することを考えれば、月1〜2回の利用でも費用面ではレンタルバイクに軍配があがる。
レンタルバイクは都民におすすめ
案件でもなんでもないけど、都心住みのバイカー達にはレンタルバイクがおすすめ。
新社会人や学生で、上京してきた人はぜひ利用してみてほしい。
今後利用頻度が増えてきたら記事にするかもしれない。
ブログは不労所得になりえない
ムサレタイの運営を始めて約2年が経ったわけだけど、ブログを不労所得という人の言葉は半分ウソだとわかった。
ブログは更新を続けてないと、Googleのアルゴリズムによってアクセスが減っていく。ゆえに働いていないと継続的な収益は見込めない。
更新しなくても収益を維持できるのはせいぜい3ヶ月程度。
ストックビジネスの定義
ストックビジネスとは顧客から継続的な収益を得るビジネスモデルで、一度コンテンツを生み出せば、放置しても収益を生むという意味では、ブログもストックビジネスの一種と言われている。
他にはYouTuberや音楽配信のサブスクリプションサービスが代表例。ストックビジネスの反対は、労働によって対価を得るアルバイトや会社員などのフロービジネス。
結局、ブログもYouTubeも断続的なコンテンツの創出やアップデートが必要だから、ストックビジネスではあるけど、働かずに金を得れる不労所得なんて夢のまた夢。
ブログ運営は楽しいから続けられる
繰り返しにはなるけど、ブログは不労所得にならないから、働かずに稼ぎたい人にまったくおすすめできない。
とはいえ俺はブログで人に何かを発信して反応を得るのが楽しいから、続けられている。
もし日本がオワコンになって会社員としての所得が雀の涙になっても、記事の執筆は続けていきたい所存。
雑記ブログは自分の立ち位置がブレる
最近のムサレタイを読んでくれている人は気づいていると思うけど、最初はサウナに関する記事ばかり投稿していたのが、転職や旅行などだんだん別カテゴリーの記事が増えつつある。
これは別にサウナへの熱が冷めたわけじゃなくて、単純にサウナ関連のネタが切れてきた結果。
新たなネタを仕入れる度に、サウナ関連の記事も投稿していくつもり。
サウナブログは施設紹介に収束しがち
サウナの原理や構造に特化した一部のブログは別として、ほとんどのサウナブログはサウナ施設を紹介する旅行雑誌みたいな立ち位置に収束する傾向にある。
個人的にサウナ施設の情報は、サウナイキタイや施設の公式サイトで十分情報収集できてしまうから、ブログで発信したところで読者にとってあまり有益でない気がしている。
さらに、そういうサウナ施設の紹介がメインのブログは死ぬほど乱立しているから独自性もない。
自分しか書けない記事を書く
サウナ施設紹介は他のブロガーに任せて、俺はサウナをメインに他ジャンルの記事も書いていく。
サウナにこだわりすぎて、汎用的なこたつ記事や、事実を並べただけのサウナ施設レビュー記事を書いたところで、読者にはまったく利益がないし、俺も面白くない。
だから俺は自分が目で見て体感した経験をもとに、俺しか書けない記事を提供したい。
サウナ関連以外の記事はツイートしない
サウナ以外の記事を投稿するデメリットとして、SNSの立ち位置がブレることがあげられる。
俺のTwitterフォロワーはそのほとんどがサウナ好きだから、サウナに関係ない記事の更新情報をいくらツイートしてもインプレッションが少ない。
むしろサウナ以外のツイートを続ければ、フォロワーが減る可能性だって考えられる。
それは俺のサウナブロガーとしてのブランディングがもたらした結果でもあるんだけど、雑記ブログ化するとSNSでの立ち回りが非常に難しいなと感じる。
著者のファンを作る
かなり難しいのは承知しているけど、こうなったら俺自身のファンを増やしていく他に打開策はない。
俺が書く記事であれば、サウナ以外の記事でも読みたいと思ってもらえるようになる。これが今後当面の目標。
目標がある人生は楽しい
サウナネタが切れつつあるわけだけど、ネタ自体がないわけではない。
オワコン化するリスクを感じながらも、新たな目標があるから活動できる。
人生は目標に向かって自分を導いていくゲームみたいなもん。そう考えると目標がある人生は無い人生に比べてよっぽど楽しい。
いい年したおっさんだけど、こう思えるのはブログのおかげであり、読んでくれる読者のおかげ。マジで感謝。
ダラダラ過ごすのが幸せだった20代前半
最後に、話は冒頭に戻るけど、4月になって新たな生活をスタートさせた若者を見ていると、当時20代前半だった自分を思い出す。
当時の俺はただ目の前の娯楽を追いかけるだけで目標なんてなかった。
別になんの目標もなくダラダラと過ごすのは悪いことじゃないし、当時はそれで幸せだった。
でも年をとった今、それだけでは楽しくないし、なにより自分で目標を立ててブログを成長させるのが30歳間近になった今の俺の楽しみ。
年齢相応の生き方をしつつも、楽しみながら読者に価値ある情報を提供していくから今後もムサレタイをよろしくお願いします。