サウナへ足しげく通う者にとって、アクセサリーの着用は悩みのタネ。
火傷のリスクを考えると、入浴前にすべて外してしまうのがベストな選択であることは疑う余地がないんだけど、毎回となるとめんどくさくてやってられない。
そこで今回は常にネックレスを着けたままサウナに入っている俺が、火傷しにくいネックレスの選び方を、サウナ好きの視点から解説する。
ネックレスに選びに迷っているサウナーは参考にしてほしい。
サウナでのネックレスによる火傷対策は以下の記事で解説している。
続きを見るサウナでいちいちネックレスを外さなくていい理由と火傷対策【やけど】
男のネックレスはシンプルイズベスト
まず前提として、女子ウケを狙うならメンズの身につけるネックレスに派手な装飾は必要ない、というのが俺の持論。
なぜならペンダントと呼ばれる、チェーンで宝石や十字架等の装飾品をぶら下げるタイプのネックレスは、それ自体の主張が激しくシンプルな服装に合わせるのが難しすぎるからだ。
仮に俺がいつも愛用している全身ユニクロの超定番どシンプルな服に、ペンダントを着けてしまうと、一気に中二病感とオタクっぽさがにじみ出て、残念コーディネートが完成する。
ペンダントにはブランド競争がつきまとう
しかもペンダントは装飾に目がいく分、ブランドのロゴとか宝石の価値を見られるから、どうしてもブランド力に物を言わせた選び方になってしまう。
結果、値段が高くなる上に扱いも慎重になって面倒なことこの上ない。もちろんそんな高級アクセサリーを着けてサウナに入るなんて、庶民には不可能。
チェーンのみのネックレスこそ必要十分
ということで、服に無頓着な俺が、安くて簡単におしゃれを手に入れるべく模索した結果、たどり着いたのがチェーンのみのシンプルなネックレスだった。
シンプルなコーディネートを求められる現代の成人男性にとって、チェーンのみのネックレスこそ必要十分なファッションのアクセントなんだ。
宗教上の理由で十字架をぶら下げないといけない人や、ステージで金色のぶっといチェーンが演出上必要なラッパーはこの限りではない。
サウナでも火傷しにくいネックレスの選び方
メンズが着けるべきはチェーンのみネックレスというのがわかったところで、ここからはサウナで着けてても火傷しにくいネックレス選び方を俺の経験から解説する。
それはズバリ、幅の小さい(細い)ネックレスだ。
俺がこの結論にたどり着いた理由について、次から説明していく。
ネックレスは体温と汗で冷まされている
そもそもネックレスで火傷してしまう原因として考えられるのは、サウナの輻射熱が金属を高温に熱してしまうからだ。よく、サウナでロッカーキーが熱くて触れなくなることがあるけど、これも同じ原理。
とはいえ、幅の小さいネックレスであれば、ロッカーキーほど金属の体積が大きくない上に、着けている間は身体に密着しているから高温になりにくい。
当たり前だけど、サウナ室の温度が90度以上あろうが、ヒトの体温は高くて37度程度までしか上がらない。
ということは、ネックレスの外側表面がサウナの輻射熱で熱せられると同時に、反対側では自分の体温によって冷まされているんだ。
加えて、汗という名の水がネックレスをコーティングしてくれるおかげで、輻射熱による温度上昇を効果的に防いでくれる。液体は空気より熱が伝わりにくいというのは、中学理科の内容。
幅の大きい(太い)ネックレスは冷めない
体温と汗によっていくら温度が上がりにくいといっても、金属の体積が大きければ身体との接地面積が減るし、汗のコーティング効果も薄い。
だから、ラッパーが着けるような太めのネックレス(通称:ブリンブリン)なんかだと、
めちゃくちゃ熱くなって着けていられない。しかも女子ウケが悪い。
つまり着けっぱなしでサウナに入れるネックレスを選ぶ際は、チェーンの幅が何より重要。
アングラに生きるラッパーの読者は、以下の記事で解説しているタオルを使った対策で乗り切ってほしい。
サウナでいちいちネックレスを外さなくていい理由と火傷対策【やけど】
続きを見る
幅2.1mm以下を選ぶべき
女性で幅2mm以上のネックレスを選ぶ人は、フィメールラッパー以外にいないと思う。
逆に男性陣は太めのネックレスを選びがちだと思うけど、サウナでも着けていたいのであればあまり太くしないのがおすすめ。多分世の中的にも太めのネックレスはそこまで流行っていないと思う。
かくいう俺も、現在幅2.1mmのネックレスを常時身につけている。
以前まで2.4mmを着けていて、たいていのサウナでも平気だったんだけど、神奈川の某サウナで激アツオートロウリュを受けた際にネックレスからかなり熱を感じたので買い替えた。
あんまりいないと思うけど、熱いのに耐える自信がある勇者は2.4mmあたりから細くしていってもいいかもしれない。
ステンレス製なら錆びにくい
火傷とは関係ないけど、着けたままサウナとかお風呂に入るんだから、錆びにくいステンレス製のネックレスがおすすめ。
ちなみにプラチナも錆びにくいんだけど、値段が高すぎるから手が出しにくい。ファッション感覚のネックレスなら安物でOK。失くす可能性も0ではないわけだし。
安物でOK
上でも述べたが、今の俺はステンレス製で幅2.1mm・長さ45cmのスリム喜平チェーンを愛用している。
お値段は驚きの800円。値段の割にそこまで品質は悪くない印象。安いから合わなければ買い換えればいい。
ちなみにここで解説するネックレスを着けたからといって、個人の肌質やサウナの温度・熱源によっては、必ずしも火傷しないわけではないから、短時間のサウナから試していってほしい。
(メンズ限定)ネックレスはモテる
すこし余談だが、首元からチラッと見えるネックレスはかなり女子ウケがいい。
というのもネックレスはそれ自体が安いのに、着けるだけで他の男性と明確に差別化できる上に、見た目にチャラさが生じにくいんだ。
他のアクセサリーはデメリットが先行する
例えば、メンズが着けるアクセサリーの定番といえば、腕時計だと思う。だけど腕時計の価値がわかる若い女性は傾向的に少ないし、社会人なら8割の男性が腕時計をしていて個性もへったくれもない。
他にはピアス・指輪があるが、社会人がピアスをしていると夜の仕事をしているイメージが強い。指輪に関しても結婚指輪以外はホストっぽく見えるし、ファッション用の指輪はコーディネートも限られる。
以上のことから、メンズが身につけるアクセサリーの多くはメリットよりデメリットが大きい。
ネックレスは絶妙なイメージバランス
ところがネックレスはどうだろう。
上でも述べたが、太すぎるネックレスはどうしてもイカついイメージが先行してしてしまう。
でも俺がおすすめした細めのネックレスであれば、主張が強くないからイカつさやチャラさは感じさせない。しかも、ネックレスを着けるメンズがそもそも少ないから、容易に周りと差別化ができる。
そしてなにより、細くてさりげなくチラッと見えるネックレスにマイナスイメージを抱く女子は少ないんだ。
これは俺の経験に加えて、学生時代から女友達や、遊び人の男友達の話を聞いてきたから確実な情報だ。
婚活中や遊び盛りの男性、サウナ好きの彼氏にプレゼントを検討している女性はぜひ参考にしてほしい。
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アクセサリーをサウナに合わせる
ちなみに俺は腕時計もピアスも指輪もしない。サウナの度に外すのが面倒だから。
この記事にたどり着いた人は、サウナでもネックレスを着けていたいと考えるぐらいサウナ好きな人だと思う。
であれば、サウナに通う頻度も普通の人より多いハズ。
サウナの度にいちいちアクセサリーを着けたり外したりするのは、めんどくさいし時間も無駄。さらに盗難・紛失リスクも上がる。
だったら自分の生活スタイルの多くを占めるサウナに、身につけるアクセサリーを合わせれば人生の無駄を省ける。
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