サウナハットを使い始めて約3年の月日が流れた。
最初はキラキラ女子のおしゃれ道具だと思って避けていたのに、今では3回に1回ほどのペースでサウナへ持っていくほどサウナハットを愛用している。
そんな「サウナハット愛好家」っぽい俺だけど、実は「サウナ好き全員がサウナハットをかぶるべき」だとは全く思っていない。
むしろ、サウナハットの効果を考えたら必要な人って意外と少ないんじゃないかとすら感じる。
そこで今回はサウナハットの効果と、サウナハットがいらないのはどんな人なのかについて解説していく。
サウナハットっていらないんじゃないの?って思っている人は役に立ってくれたら嬉しい。
サウナハットがうざいと感じる理由については以下の記事で解説しているので、よかったら参考にしてほしい。 続きを見る
【サウナハットがうざいと感じる理由】意識高い系のマストアイテム
【結論】サウナハットがいらない人
さっそく結論から書く。
サウナハットによるメリット・デメリットをふまえて俺なりに考えた結果、こういう人ならサウナハットいらないなと思った人の特徴が以下。
- ハゲない自信がある、もしくは既にハゲている人
- 目立つのが苦手な人
- 身軽にサウナへ行きたい人
サウナハットの購入を悩んでいる人は、ぜひ読みすすめてほしい。
サウナハットのメリット
まずサウナハットがいるかいらないかを考えるために、サウナハットがもたらす効果を知らないといけない。
サウナハット着用によって得られる効果が以下。
- サウナに長く入れる
- ハゲ防止
- 前髪が邪魔にならない
- 瞑想できる
- サウナでおしゃれできる
サウナに長く入れる
「サウナは最上段が1番熱い」のと同じで、サウナに入った時に1番熱くなる身体の部位は頭や耳。
もっとも熱くなる頭部をサウナハットが熱から守ってくれるから、のぼせ防止にもなりサウナに長く入っていられるんだ。
実際に俺も100度超えのサウナ室でサウナハットがない場合は6分ぐらいで逃げ出すんだけど、サウナハットがあれば10分以上入っていられる。
サウナに限らず、輻射熱が強い砂漠みたいな暑い場所でも肌の露出を減らした方が熱さに耐えることができる。
サウナで長い時間TVを見ていたい人なんかにサウナハットはぴったりだ。
ハゲ防止
上に書いた「頭部を熱から守ってくれる」っていう効果にも通ずるんだけど、サウナハットが頭皮や髪の乾燥を防ぐことで、ハゲにくくなるらしい。
俺みたいなアラサー男性としては嬉しいメリット。
髪が乾燥によって傷むっていうのは、美容師からよく聞く話だから納得できる人も多いだろう。
どうやらサウナでは、濡れた髪を高温にさらすことになるので髪や頭皮にダメージを与えてしまうらしい。
男性サウナーの未来は大丈夫か?
前髪が邪魔にならない
サウナハットをかぶることで、前髪を内部へ収納できる。汗で額にペタペタくっつく邪魔な前髪を一時的に避難させられるんだ。
髪が長い女性などは嬉しいんじゃないだろうか。
俺も前髪があるタイプの男性だから、この恩恵を大いに受けている。
瞑想できる
大きいサイズのサウナハットてあれば、深くかぶり視界を遮ることで瞑想がかなりはかどる。
特にTVなしの無音サウナ室でサウナハットをかぶれば、簡単にマインドフルネスが実践できる。
俺の場合、最近はこのマインドフルネスがサウナへ通う目的だったりする。
【コンテックスのサウナハット、FOCUSレビュー】サウナに没入できる
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サウナでおしゃれできる
基本裸で入るサウナにおいて、唯一おしゃれできるポイントがサウナハットなんだ。
本当にいろんなデザインのサウナハットが世の中には出回っていて、渋いモノから奇抜なモノまでとにかく種類が多い。
オーダーメイドもできるから、サウナでも個性を出したいオサレエンペラーにとっては絶大なメリットだ。
サウナハットのデメリット
ここからはサウナハットの使用によって起こるデメリットを考える。それが以下。
- 荷物が増える
- 目立つ
- 持ち歩くのがめんどくさい
それぞれ解説する。
荷物が増える
サウナへ行くとき、単純に荷物が増えるし洗濯物も増える。
サウナに必要なモノが増えるということは、それを忘れる心配も増えるんだけど、そもそも手ぶらでサウナに行く人にそんな心配は生まれない。
俺は独り暮らしだから、サウナハットが洗濯されてなくて持っていけないのは日常茶飯事。
目立つ
サウナハット使用者が市民権を得ているような有名サウナ施設だったら、気にする必要はまったくないんだけど、そうじゃない町の銭湯なんかだとサウナハットの存在はやはり目立つ。
特に客層の90%が常連みたいな銭湯だと、完全に異物扱いされるから注意が必要。
ヌシがいる女湯のサウナなんかでは常連から悪態をつかれたという話も聞く。すべてがそうではない。
持ち歩くのがめんどくさい
サウナハットを掛ける場所が設置されていない施設だと、タオルと一緒にサウナハットをずっと手に持って移動しないといけないんだ。
タオルだったら首にかけたりできるんだけど、サウナに入ってもないのにずっとサウナハットをかぶって浴室内をウロウロするわけにもいかない。
湯船に浸かるときも一般的にはサウナハットをかぶらない。マナー違反かもしれないので風呂のフチに一応置いとくわけだけど、フェルト生地のサウナハットだとできれば濡らしたくないから、置くこともできない。
つまり、カラン→内湯→サウナ→露天っていう動線の中で常にサウナハットを手に持って歩かないといけない。これがけっこうダルいのはよくわかると思う。
【フェルトのサウナハットをおすすめしない理由】めんどくさいと使わない
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サウナハットがいらない人
サウナハットの着用によるメリット・デメリットをふまえて、じゃあどんな人だったらサウナハットがいらないのか、俺なりに考えたのが以下。
- ハゲない自信がある、もしくは既にハゲている人
- 目立つのが苦手な人
- 身軽にサウナへ行きたい人
これらのポイントに当てはまる人は、上で書いたメリットが必要なく、さらにデメリットを許容できない可能性が高い。
つまりサウナハットがいらない人達ということだ。
俺も20代前半まではハゲる心配なんて微塵もしてなかったから、サウナハット不要派だった。時の流れは残酷。
サウナハットの代わりにタオルを巻く
サウナハットがいるかいらないかって話になると必ず話題になるのが、
タオル巻けばよくね?
って意見。
「本人がそれでいいなら」って言ってしまうと話が終わってしまうから、もう少し考察する。
濡れたタオルを巻くことで、頭部を熱から守る効果が期待できるから、サウナハットと同じ役割をタオルが果たしてくれるのは間違いない。
俺もサウナハットを持っていけなかった時は、タオルを巻いて代用している。
アウフグースサービスがある施設だと、熱波師が頭にタオルを巻いている姿をよく見るけど、あれも熱を防ぐためだ。
ほとんど同じ効果をもたらしてくれるなら、サウナハットの代わりにタオルを頭に巻くのは全然ありだと俺は思う。
タオルを巻くと股間を隠せない
男性の話になってしまうんだけど、サウナに入ってる時ってタオルで股間を隠す人が多い。
でも浴場の中には基本的にフェイスタオル1枚しか持っていかないから、タオルを頭に巻いてしまうと、股間を隠すためにタオルが使えなくなる。
男同士だろ?そんなの俺は気にしないぜって人なら問題ない。
でも世の中にはドラマ「サ道」に出てくる「イケメン蒸し男くん」みたいに、絶対に股間を隠したい人もいる。
サウナブームを牽引したドラマ「#サ道」♨️
この度...スペシャルの放送が決定?♀️㊗️#サ道 シリーズではお馴染みの仲良し3人組#原田泰造 #三宅弘城 #磯村勇斗 がサウナのある日常の大切さを実感しつつ新しいサウナの楽しみ方を前向きに模索します??放送は2月14日(日)午後4時から?!
お楽しみに?? pic.twitter.com/c9ddJejxt1— テレビ東京宣伝部 (@TVTOKYO_PR) January 23, 2021
エチケットが気になる人はタオルを2枚持っていくか、サウナハットを用意するのがおすすめ。
サウナハットがいらない人はけっこう多い
サウナハットは便利だし、おしゃれなアイテムなんだけど人を選ぶ。
実際俺の周りでもサウナハットを使わない人の方が多い。
サウナの情報発信をしている人たちのSNSを見ていると、「サウナ好きなら絶対買え」みたいに、サウナハットをやたら猛プッシュしている人がいる。
個人的にはサウナ室がサウナハットユーザーばかりになると、初心者のハードルが上がってしまう気がしてならない。
サウナハットで安心を買う
サウナハットがハゲ予防になるのかは疑問だけど、髪のダメージを防ぐって効果はかなり信憑性が高い。
美容師が自然乾燥は髪によくないと口を揃えて言うんだから間違いないだろう。
ハゲに効果があるかどうかは数年後じゃないとわからないけど、サウナハットが俺のハゲ進行を防いでくれているかもと考えるとサウナハットはやめられない。
俺はこれからもサウナハットを使い続けるつもりだ。
サウナを趣味にしよう
サウナを趣味にするメリットについて以下の記事でまとめています。
よかったらご覧ください。
サウナを趣味にするメリット6つ【余暇の楽しみ】
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