(景品表示法に基づく表記) 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

テントサウナ テントサウナDIY

【自作】テントサウナのストーブを改造して激アツロウリュをする方法

2021年8月30日

tentsauna-hot-eyecatch

自作テントサウナは進化を続ける。
先日、テントサウナのストーブを改造したらありえないほど熱くなってしまった。

そこで、今回はストーブを改造して信じられないほどの激アツテントサウナを作る方法を解説する。
改良といっても予算1000円程度でできるような作業なので、倹約家テントサウナーの方々も安心して読んでほしい。

テントサウナを自作する手順を書いた記事はこちら


チアキ
チアキです。X(Twitter)TikTokもやっています!【お問い合わせ】【プロフィール】

熱いほうがととのえるはず

サウナは熱いほうがいい。これは以前から言っていることだが、サウナは熱ければ熱いほど、水風呂は冷たければ冷たいほど気持ちいい。たまにサウナは60度ぐらいでも居心地がよくていいと言う人がいるが、岩盤浴に行ったほうがいいのでは?と思ってしまう。

湿度が高ければ60度でも熱いと感じるかもしれないけど、サウナに入る以上熱いほうがいいに決まってる。

そもそも60度のサウナだと、冬の川に入ったら秒で風邪を引く。

水風呂との温度差100度を目指す

俺はサウナと水風呂の激しい温度差を味わいたい。それはテントサウナでも同じ。この記事を書いているのが7月なんだけど、川の水温は18度ぐらいになっている。

サウナ室が120度になれば川の水温との落差100度を体験できると考えた。といっても温度計持ってないから実際には測れなかった。

冬になったらちゃんと測ろうと思う。

サウナストーンを増量する

あまりお金をかけたくない。失敗したらめんどくさいから、できれば既存のストーブの形を変えたくない。

どうすれば今の設備を大きく変えずにサウナの温度を上げられるか考えた結果、サウナストーンを増やそうと考えた。

ということはサウナストーンを積むスペースの増築をしないといけない。それだけなら少ない材料で簡単にできるはずだ。石は現地で拾えばいいから無料。

対流熱が増す

サウナストーンを増量することで得られるメリットの1つが対流熱の上昇だ。対流熱というのは温められた空気が室内をぐるぐると対流することで部屋全体を暖める熱のことだ。

サウナストーンには対流熱を発生させる役割があるので、その量が増えればテントサウナ内の温度がより熱くなるはず。

ただこの知識は、よく参考にさせていただく「Saunology」先生の受け売りなので詳しく知りたい人はそちらのブログを読んでみてほしい。

ロウリュの効果が増す

正直これが1番期待できるところだ。ロウリュの水を蒸発させるのはサウナストーンなんだからその量が増えれば、たくさん水を掛けることができる。

必然的に発生する蒸気が増えて激アツになるというわけだ。これは勝ったな。

湿度が高いサウナは低いサウナと比べて、同じ室温でも体感温度が高くなる。すでに俺が使っているテントサウナは90度を超えるので、ロウリュによって身の危険を感じるほどの熱さになるのは間違いないはず。

改造前のテントサウナ

雪の中でやったテントサウナ

以前の記事でも紹介したけど俺のテントサウナは、外装がモルジュのサウナテントで、ストーブにホンマ製作所の薪ストーブを使っている。

モルジュ製品はテントサウナ用に開発されているので、言わずもがな物凄いパフォーマンスを発揮してくれている。10万円でも安いと思える代物だ。

そしてこちらが今回改造するストーブ。

ホンマ製作所の薪ストーブもかなりの高コスパ商品であることは間違いないんだけど、サウナ用ではなく、あくまでキャンプなどで暖をとる為に作られたものなんだ。

サウナという超高温空間を作り上げるには、どうしてもスペックが足りない。

ストーブ改造の手順

本当に作業自体は単純だから、これからテントサウナを熱くしたいと思っている人は安心してほしい。
材料も安価だ。まず用意するものは以下。

  • メッシュシート
  • 番線
  • 番線カッター

次に具体的な工程に移る。

ストーブをメッシュシートで囲う

工程としては以下の4つ

  • メッシュシートをストーブの大きさに合わせてカット
  • メッシュシートに煙突を出すために穴を開ける
  • 番線を使ってストーブ本体をメッシュシートで囲う
  • サウナストーンを詰めまくる

最初、ストーブの大きさにカットする時はストーブを組み立てた状態で高さを合わせた方がいい。
煙突の穴を開ける時も、煙突をメッシュシートに当てて、マーキングしないと穴が大きくなってしまって、サウナストーンが漏れ出てしまうから、ここは少し慎重にやってみてほしい。

工程の写真がほとんどなくて申し訳ないんだけど、後で完成した写真を見て察してほしい。

石を詰め終えた姿がこれ。

わかりにくいかもしれないけど、煙突部分のメッシュシートは丸くくり抜いている。

単純だけど、実践した時にこの改造がめちゃめちゃ効果を発揮した。めんどうな工程は必要ない。DIYは手間をかければいいってもんじゃないらしい。メッシュシートと番線とカッターを買うだけだからめっちゃ安いし工程も超簡単。



改造後のストーブ

自作テントサウナ①

素晴らしいフォルム。以前と比べてかなり迫力が増した、というかイカつくなった。初見でこれがストーブだと判別できる人はすごい。

他のテントサウナでこんなストーブ見たことない。

自分ではかなり期待できる見た目になったと思う。ロウリュが楽しみだ。

実際の使用感はikiストーブを超えた

この作業をした後、すぐに実践してみたんだけど、
火を入れて1時間ぐらいで体感100度ぐらいになった。ロウリュ前でこの熱さは脅威的。

ロウリュすると、勢いよく音を立てた。案の定死ぬほど熱い。というか熱すぎてロウリュしたらすぐ出てしまった。やばい。。。

静岡にある「サウナしきじ」の薬草サウナで起こるフィーバータイムより熱いかもしれない。
マニアックな例えで申し訳ない。分かる人には分かると思う。

サウナ施設では定番のikiストーブでロウリュするよりは明らかに熱い

しかも敷き詰められたサウナストーン全てが超高温になるのでどこに水をかけてもロウリュができるんだ。

今までは上の方に積まれたサウナストーンは瞬時に蒸気を発するほど熱くならなかったんだけど、これはストーブ横の輻射熱を余すことなく捉えられているから驚くほど熱効率がいい。

連続でロウリュしても全くぬるくならない。
そして今までロウリュできるほど熱くならなかった部分も、サウナ全体の温度が上がることで超高温になった。

相乗効果がすごい。
とんでもないモンスターを生み出してしまった。

当然、川水風呂との温度差は凄まじく、1セット目でととのってしまった。サウナには5分しか入ってなかったにも関わらずだ。

設営の労力は増えた

ストーブに積み上げるサウナストーンの量がほぼ3倍になったので、かなり労力が増えた。以前のサウナストーンの量でも1人だと30分はかかるぐらい多大な労力を費やしていたのに、今回の改良によって2人で設営しても30分以上時間がかかった。

多分、1人だとストーブに火を入れるまでに1時間以上かかると思う。というか1人だと確実に腰が死ぬ。

eyecatch-tentsauna-goods3
【失敗から学んだ】テントサウナで絶対用意すべき便利グッズ

続きを見る

テントサウナの可能性は無限大

テントサウナを自作している人,既製品のテントサウナを使っている人、両者ともに今後カスタムしていくことは可能だ。場所を問わず、ある程度自分の好きなようにサウナを楽しめるのがテントサウナの魅力。

熱いサウナが好きなら今回の様なカスタムをしてみるのもいいし、マイルドなサウナが好みなら温度を下げるために薪を減らしたりなんかしてみてもいいと思う。

テントサウナを楽しんでいる人、これから使ってみようと思っている人は、安全な範囲でどんどん自分の好きなようにカスタムしていってみてはいかがだろう

さらに熱くした

せっかくここまで読んでもらって申し訳ないんだけど、このあとさらに改良することに成功したんだ。

改良の様子を以下の記事でまとめているから、さらに熱くしたいって人は読んでみてほしい。

honma-stove-eyecatch
【自作テントサウナ】ホンマ製作所の薪ストーブで無限ロウリュする方法【改造】

続きを見る

おすすめ記事

eyecatch-tokyo-sauna-hesitaite

東京に住んだらサウナ施設へ行かなくなった話【高すぎ】

三重の田舎から地方を転々とした後、東京に移り住んで今や7年が過ぎた。東京に住んだらいろんな有名サウナを巡れると大いに期待して上京したものの、今の俺はというとサウナ施設に行くことはほとんどなく、週1〜2回近所の銭湯に行くだけで満足してしまっている。銭湯はサウナ施設だろって意見もあると思うけど、ここではあえて別物として定義する。ということで今回はサウナ環境に恵まれた東京に住んでいながら、俺がサウナ施設に行かなくなった理由を解説する。人口もサウナも東京の一極集中是正につながったらうれしい。 上京すれば毎日サウナ ...

続きを読む

eyecatch-long-flight

【長時間フライトの必需品】いかに寝るかが旅行成功の鍵【機内持ち込み】

他のブログやYouTubeでは本当に持っていっているのかってぐらい紹介しているものが多いから、俺がマジで持って行っているフライトグッズを厳選して紹介する。いつもLCCで機内持ち込みしている荷物だから、格安海外旅行民はぜひ参考にしてほしい。 軽量・コンパクトを重視 LCCの機内持ち込みは多くが重さ7kg以内、かつ大きさは3辺の合計が115cm以内となっている。この条件をクリアするためには、当たり前だけど持ち物をコンパクトかつ軽量にするのが鉄則。基本的に俺はできる限り安い旅行用品を買うようにしているけど、価格 ...

続きを読む

【謎のマナー】セルフロウリュが苦手な理由【かけすぎ】

セルフロウリュは客のメリットが少ないシステム。最近はセルフロウリュのできるサウナが多い印象だけど、俺自身は苦手。セルフロウリュのサウナはできるだけ避けたいとすら思っている。セルフロウリュのサウナが増殖する世の中で、俺みたいなセルフロウリュ嫌いが少しでも声を上げられるように、今回は俺がセルフロウリュを敬遠する理由についてまとめていきたい。アウフグースイベントについては以下の記事で語っている。 セルフロウリュが苦手な理由 初めてセルフロウリュを知った時は、客が好きなだけロウリュできるなら一気に水かけて死ぬほど ...

続きを読む

eyecatch-lasik-impressions

【裸眼なのにレーシック手術を受けた感想】近視戻りがこわい【品川近視クリニック体験談】

目が悪いことが人生でマイナスしかないってのはバカでもわかる話だけど、もともと裸眼で生活できていた人が眼鏡やコンタクトをすっ飛ばしてレーシック手術を受けた話は聞いたことがない。少なくとも俺の周りでは。そこで今回はもともと裸眼だった俺がレーシック手術を受けようと思ったきっかけと手術の感想を解説する。 手術前の視力は片目0.3以下 レーシック手術を受ける前の俺の視力は片目0.3、両眼0.7以下(多分)。運転免許更新の視力検査をギリギリパスできるレベルだから、決して目がいいわけではない。ただこれは目を細めてなんと ...

続きを読む

eyecatch-neck-pillow-scarf2

【マフラー型ネックピロー レビュー】U字型が合わない人へ【快眠グッズ】

飛行機やバスで首を傷めず寝るために、かつてU字型ネックピローを使っていたんだけど、どうにも俺には合わない。U字型以外のネックピローは無いものかと探しまくったらマフラー型ネックピローなるものを見つけて、使ってみたら大当たりだったから全力で紹介したい。深夜・長時間フライトで快眠したい人やU字型のネックピローが合わない人は参考にしてほしい。 首が痛くなる原因は頭の傾き 基本的に機内ではネットも繋がらないし、トイレ以外は席を立って動き回れないから、やることといえば寝るだけ。とはいえその場の眠気に身を委ねて眠りに落 ...

続きを読む

eyecatch-Wanyuan-Qinghuachi

【上海 万源清花池の感想】中国のローカル高級スパ【クーポン取得方法】

日本から見た中国はなんか怖い国ってイメージの人が多いと思うんだけど、そんな中国の大都市である上海に行って、ローカルサウナを体験してきたから感想をまとめる。昨今の国際情勢もあってか中国旅行の情報が少なく、ましてローカルサウナの情報なんてなかなか出てこないから、誰かの救いになったら嬉しいと思う。上海でサウナを探している人は参考にしてほしい。 中国には銭湯文化がある 実は中国にも日本と同じで、銭湯で風呂に入る習慣がある。というのも昔の中国では家に浴槽のない家庭が多く、街の銭湯で体をキレイにする文化があり、その名 ...

続きを読む

eyecatch-herbal-steam-sauna

【Herbal Steam Saunaの感想】高温スチームと謎のお茶【ラオス・ルアンパバーン】

9月に行ったラオス一人旅だけど、雨季だったこともあって特にやることがなく、時間を持て余したから現地のサウナを巡ってきた。 中でもルアンパバーンにあるハーバルスチームサウナが、個人的に最も居心地がよかったから解説したい。 ラオス旅行でやることがなくなった人や、これからラオスへ旅行する予定の人は参考にしてほしい。 ラオス一人旅の学びと感想は以下の記事で解説している。 ラオスは薬草スチームサウナが有名 ラオスっていうと、何があんの?っていう疑問をもつ日本人が多いと思う。 タイやベトナムの隣にあり、日本から比較的 ...

続きを読む

eyecatch-laos-caution

【ラオス1人旅の注意点】東南アジアのあるべき姿【体験談】

海外一人旅も4回目となり、ぼちぼち慣れてきたところで今回はまだ見ぬ地ラオスに行ってきた。 日本人の定番旅行先であるタイやベトナムとは歩き方に若干違いがあり、苦戦した点がいくつかあったから、記憶が濃いうちに記事として形に残しおきたい。 これからラオス旅行を予定している人は参考にしてほしい。 4泊5日ラオス旅行の行程 5日間にわたる今回のラオス旅行で俺が辿った行程は以下の通り。 ルアンパバーン〜ビエンチャンは電車が満席だったから、やむなく飛行機移動になった。 ラオス行きの直行便はない ラオスまでの直行便はなく ...

続きを読む

-テントサウナ, テントサウナDIY