サウナのロウリュで火傷を負った感想と取るべき防衛策【事故】

サウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させるロウリュサービス。

サウナではよくあるサービスで、熱い・気持ちいい・いい匂いみたいなイメージを抱く人が多いと思う。

つい先日そんなロウリュサービスを受けた時、もののみごとに火傷を負ってしまったから注意喚起も込めて共有しておきたい。

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現場は都内の某有名サウナ

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事件が起きたのは都内にあるそこそこ人気のサウナ施設。

サウナ室の座席はL字型で3段あり、熱源はストーンの積まれたストーブ1基。後から知ったけど温度設定は115度とかなり高めだった。

ロウリュサービスは毎日複数回行っていて、俺は日曜日17時スタートの回に参加。

17時まではロウリュを受ける前に2〜3回サウナ・水風呂・休憩をこなし、ロウリュに備えて慣らし運転していた。当然この時はのちに起こる悲劇のことなんて知るよしもなかった。

サウナ室前で待機する全裸の男たち

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どこのサウナでも見られる光景だけど、ロウリュが始まる直前はサウナ室の入口前で全裸の男が何人も待機する。

仁王立ちしている者や風呂のフチに腰かけている者、事前に水風呂で体を冷やしている者などさまざま。その光景はまるでハンター試験のために集まったハンター候補生のよう。

知らない人は、全裸で突っ立ってねぇでさっさと入れよって思うだろうけど、そうはいかない。

サウナ室は常に熱いわけだから早めに入ると、ロウリュが終わる前に限界を迎えてしまい最後までサービスを受けられず退室するハメになってしまうんだ。

確かこの時ロウリュ開始5分前時点ですでに15人以上待機していたと思う。さすが休日。

3段目だけガラ空きのサウナ室

開始3分前になったところで、そろそろかと俺も動き出す。

冷水機で水を飲んだ後、タオルを片手にサウナ室の扉を開けると、1段目と2段目がすでにたくさんの人で埋まっていた。もはや肩と肩が触れ合うぐらいの距離で、まさにすし詰め状態。

ここで俺は異変に気づく。3段目に・・誰もいない・・?

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2段目では汗だくのおっさん達が肩や膝をぶつけ合っているのに、誰もガラガラの3段目に座ろうとしないのだ。これはかなり異様な光景。

ここにいるおっさん達はみんなホモなのか?いや違う。俺にはわかる。

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3段目でロウリュを受けると熱すぎて、最後まで耐えられないんだ。つまりおっさん達はリピーター。このサウナでロウリュするとどのぐらい熱くなるかわかっているんだ。

とはいえ、ここまで来てロウリュを受けず退室するわけにはいかない。仕方なく俺は3段目に上がり、ロウリュが始まるのを待つことにした。

なんだかんだ耐えられるハズ

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ヤバそうだなと思ってはいたんだけど、俺には耐えられる自信があった。

というのも、確かにここのサウナでロウリュを受けるのは初めてだけど、他のサウナでは今まで数え切れないほどロウリュを受けてきた経験がある。

それに俺は普段から100度を超えるテントサウナで何度もロウリュしまくっているし、過去には170度のサウナに入ったことだってある。そしてそのすべてに耐えてきた。

だから、今回だって大丈夫なハズ・・・だった。

170度のサウナ、塚原のから風呂に入った感想は以下。

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ロウリュで初めて火傷を負った

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80%の自信と20%の不安を抱えながら、3段目に座ってロウリュが始まるのをじっと待っていると、桶と柄杓を持ったスタッフがサウナ室に入ってきた。

時刻は17時ちょうど。

下段の連中が3段目にいる俺を見てニヤニヤしている、そんな風に見えた。

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TVの電源が切られ、スタッフによる説明が始まる。

どうやら今日はストーブの調子が悪くいつもより温度が低い。だからサウナストーンにかける水の量を普段の倍にして調整するとのこと。

ロウリュは蒸気によって体感温度をあげる行為。かける水の量を増やせば発生する蒸気が増えるから、当然熱さも増す。

サウナ室の温度が普段と比べて何度低いのか知らないけど、水の量を倍にするってのは安直すぎないか?

嫌な予感がした。

開始10秒で敗走

スタッフの口上も終わり、そろそろ始まるってところで俺は持っていたタオルを頭に巻いて臨戦態勢に入った。

本当はサウナハットがあればよかったんだけど、この日は持っていなかった。

スタッフがサウナストーンに柄杓3杯の水をかけ、いよいよスタート。勢いよく蒸気の発生する音が鳴る。
異変が起きたのは、スタッフが発生した蒸気を団扇で撹拌し始めた時だった。

あっつ!!え・・?イタタッ!!なにこれ!

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今まで味わったことのない熱が頭上から降りてきたと思った途端、肩に激痛が走ったんだ。

歴戦の猛者である俺も、さすがにこれは冗談じゃすまないと一瞬で察知して、すぐさま人の間をかき分けて出口に向かった。

肩から出血してた

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サウナ室の目の前が水風呂っていう動線のよさが幸いした。

サウナを出てソッコー頭から水をかぶり、水風呂に体を沈めた。さっきまであんなに冷たかった水風呂がぬるく感じる。

それぐらいさっきのロウリュはやばかった。

水風呂から出てイスに座ると、肩の痛みを思い出し手を後ろに回す。

肩に刺激が走り、血でしっかりめに赤く染まった指が俺の視界に戻ってきた。

なんじゃこりゃぁあ!

fire-burn※モザイク処理済です

ロウリュは熱すぎると肩の皮膚が裂けるらしい。

 

その日はこれ以上サウナには入らず体を洗って出た。

高温の蒸気は普通に危ない

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ここまで読んだ人の中には、サウナで火傷するなんてマジであるんだって思った人が多いと思う。俺も実際に火傷するまではそう思っていた。

ただ、よくよく考えてみると高温の蒸気を皮膚に当てて火傷しないわけがない。シュウマイや地獄蒸しといった蒸し料理を見てもそれは明らか。

ロウリュがなければまず火傷しない

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今回俺は高温のロウリュを最上段で受けたことにより火傷を負ったんだけど、逆にいうとロウリュがなければ、サウナでの火傷はまず起こらないと考えて大丈夫。

そもそも火傷とは皮膚に高温の液体や固体が一定時間以上接することで発生する傷害。

つまりカラカラのサウナが仮に180度であっても、脱水になることはあるが出血を伴うような火傷を負うことは到底起こりえない。

それぐらい水と空気には熱伝導率に違いがある。

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ロウリュで火傷しないための対策

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今回の事故を受けて俺が気づいた、ロウリュによる火傷対策が以下。

  • 席の埋まり具合を注視する
  • サウナハットで耳を隠す
  • タオルを肩にかける

席の埋まり具合を注視する

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初めてロウリュサービスを受けるサウナでは、何段目のどの辺りから席が埋まっていっているのか、しっかり確認してほしい。

そしてできるだけ常連っぽい人の近くに座るのが安全でおすすめ。

下の段から席が埋まり、最上段がガラガラだったらかなり危険な合図。そのサウナのロウリュサービスは殺人的に熱い可能性が高い。

もしかなりヤバそうなサウナで下段に座れなかった場合は、退室する勇気も必要。怪我するよりはマシ。というか怪我するぐらい熱いロウリュは受けても気持ちよくない。

初めてのロウリュを受けるサウナでは「キョロ充」になれ。

サウナハットで耳を隠す

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タオルでも代用はできるけど、やはりサウナハットの存在は偉大。

特にタオルが1枚しか借りられない施設で、貴重なタオルを頭に巻くと肩にかけたり股間を隠すことができなくなる。めんどくさいけどサウナハットは持参するのがおすすめ。

サウナハットをかぶる時は、できるだけ深くかぶり耳を覆うことで火傷を防ぐことができる。

おすすめのサウナハットは以下の記事で解説している。

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タオルを肩にかける

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今回俺がやられたように、肩は耳の次にロウリュで火傷を負いやすい部位。

サウナハットを使うことで行き場を失ったフェイスタオルは、肩を守るために使うのが正解。肩を包むようにかけて、しっかり熱から守ってほしい。

サウナへ行く時におすすめの持ち物は以下の記事で解説している。

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サウナのロウリュは時に人を傷つける

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今までの俺はといえば、サウナは熱ければ熱いほどいいと、短絡的かつジャンキーな考えを持っていた。

今思うとこの嗜好はヤバい。今回の火傷を受けて、熱いだけのサウナを盲信するのはやめようと心に誓った。

ロウリュが素晴らしいサービスであることに間違いはないけど、一歩間違えれば怪我をする可能性もはらんでいる。

今後はロウリュサービスの安全性を過信せず、自分でできる防衛策を講じていきたい。

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