サウナでのアクセサリー着用を良しとしない声が多い中、俺は普段着けているネックレスをサウナへも当然のように着けっぱで入っている。
そこで今回はサウナに入る時にいちいちネックレスを外さなくていい理由について、俺なりに解説させていただきたい。
ネックレスを着けたままサウナに入っていいか不安な人は参考にしてほしい。
サウナでも火傷しにくいネックレスの選び方は以下の記事で解説している。
続きを見る【サウナで火傷しにくいネックレスの選び方】チェーンの幅が最重要【メンズ向け】
ネックレスの着脱はめんどくさい
前提として、ネックレスはどんな人でも簡単におしゃれをトッピングできる反面、着けたり外したりするのが超めんどくさいんだ。
もちろん物にもよるけど、例えば留め具の大きい黒人ラッパー風ネックレス(通称ブリンブリン)、
こういうやつなら秒で着けられる。とはいえ後述するけどサウナでこんなゴツいネックレスは着けられない。
一方で俺が着けてるネックレスは下の画像の通り、留め具を通す輪っかが超小さくて
外したら着け直す度に針の穴を通すコントロールが要求される。そんな状態だから何年も着けているとはいえ、一発で通せる確率は未だに50%ほど。
手先が不器用な俺にはマジで辛い。
ネックレスは着けっぱなしでいい
単純な話、ネックレスを着けるのがめんどくさいなら、外す回数を減らせばいいんだ。
となると、選択肢は着けっぱなししかない。
俺は寝る時も、仕事中も、風呂に入る時もずっと着けっぱなし。今のネックレスを購入して半年以上経つけど一度も外していない。
着けっぱなしで特に問題も起きていないから、今のネックレスが千切れるまでは外さず、共に人生を歩んでいくつもり。
毎日着脱している人に比べたら、大幅に時短できていると思う。
サウナでネックレスを外さなくていい理由
俺が考える、サウナでいちいちネックレスを外さなくていい理由が以下の通り。
- 外出時の着脱は紛失リスクが高い
- 脱衣場での着脱は周りに迷惑がかかる
- ネックレスの着脱は時間がかかる
- サウナに入る時間が減る
- ネックレスによる火傷は防げる
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外出時の着脱は紛失・盗難リスクが高い
俺は過去にネックレスを3回紛失してるんだけど、3回のうちすべて外出したとき一時的に外したことで起こった。
なぜ俺が買う度にネックレスは俺の前から消えていくのか。原因はネックレスの形状にある。
というのもネックレスはその形状から、どうしてもポケットやバッグから滑り落ちやすい。それはご飯に卵をのせた時に、はみ出た白身が瞬時に茶碗から流れ落ちる現象と似ている。
おそらく多くの人が、外出中に外したネックレスはズボンのポケットやカバンに入れると思う。しかし、これでは過去の俺と同じように、決して低くない確率でどこかに落としてくるだろう。
だから紛失したくなければ、ネックレスに限らずアクセサリー類はそもそも外出先で外しちゃいけないんだ。
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脱衣所での着脱は周りに迷惑がかかる
さらに厄介なことに、多くの銭湯やサウナ施設の脱衣所は狭く、人の往来が激しい。
そんなところで両腕を上げてちんたらネックレスを着けていたら、邪魔でしかない。
ネックレスの装飾によっては、落とした時に自分や他人が裸足で踏みつけてケガをする可能性もある。
私は脱衣所が広々とした高級スパしか行かないんだって人なら気にしなくていいけど、街の銭湯やそれなりに知名度のあるサウナ施設へ頻繁に行く人は、脱衣所でネックレスを着けたり外したりするのはおすすめしない。
サウナに入る時間が減る
上で書いたとおり、ネックレスの着脱には時間がかかる。ということは、その分サウナに入る時間が削られることを意味するんだ。
というのも多くのサウナ施設では、入場時に受付で滞在時間に応じたコースを選択すると思うんだけど、そのコースにはたいてい60〜90分のクイックコースなるものがあるはず。
時間がない人や俺みたいに資金繰りに苦しむ庶民なら、10回に9回はクイックコースを選ぶはず。そしてこの60〜90分という時間、サウナを何セットか回そうと思うと、えてして余裕がない。
仮に60分で3セット回そうものならマジで1分1秒を争う戦いになる。少しでも60分を超過すれば1時間500円の延長料金が発生。半日は後悔の念を引きずるハメになる。
そんな厳しい戦いの最中、いちいちネックレスを着けたり外したりするのに脱衣所でもたついている時間があるだろうか、いやない。
ネックレスによる火傷は防げる
こういう話題を取り上げると、サウナでネックレスを着けていると火傷するー!って問答無用で騒ぐ人がいる。
確かにネックレスやアクセサリーを着けたままサウナに入ると火傷するリスクはある。
ただ、着けるネックレスを選んだり、対処法を講じられれば多くの場合火傷は防げるんだ。詳しくは後述する。
サウナでネックレスによる火傷を防ぐ方法
ここではネックレスによる火傷を防ぐ方法について、俺なりに解説する。
シンプルかつ効果的な方法が以下の2つ
- タオルで輻射熱からネックレスを守る
- タオルで肌とネックレスの接触を防ぐ
タオルで輻射熱からネックレスを守る
単純にネックレスの上からタオルをかぶせる方法。
ネックレスが熱くなるのはサウナの輻射熱が原因なんだから、タオルで輻射熱を遮断してしまえばいい。
図にすると以下の通り。
ネックレスの上からタオルを首にかけるだけなんだけど、あまりに長いネックレスでもなければ、この方法でも十分効果的。
厚めのタオルを使うのがおすすめ。
タオルで肌とネックレスの接触を防ぐ
上に書いた方法で、タオルとネックレスの上下を入れ替えるだけ。
ネックレスが肌に触れない分、一切の熱を感じない最強の方法。
微妙に見た目がダサいのと、短いネックレスの場合はタオルの上に上手いことチェーンを持ってこれない。
濡れたタオルを使うのが効果的。
ネックレスは着けっぱなしでも汚くない
アクセサリーを着けっぱなしにすると汚いでしょって言ってくる人がたまにいるけど、それはむしろ逆で、着けたままの方が清潔を維持できるんだ。
というのも、着けたまま風呂に入れば、身体を洗うのと同時にネックレスについた皮脂や汚れを落とすことができる。
反対に毎日着脱している人は、いろんなところを触った手でネックレスを外し、洗わずにまた着けるからずっと汚れたまま。
服を洗濯するのと同じでネックレスも洗った方がいい。で、どうせ洗うなら風呂で身体と一緒に洗ってしまえば一石二鳥。
ファッションは結果がすべて
女性がやたらと異性に求める清潔感についても、ネックレスにおいては着けっぱなしであろうと失われることはない。
服みたいにシワがつくこともなければ、髪みたいにフケがたまるわけでもないから、着けっぱなしかどうかは、同棲している家族や恋人でもなければ知りようがないんだ。
そういう意味で、良くも悪くもファッションは結果がすべての世界。披露した瞬間にすべてが決まる。過程は重要じゃない。
だからアクセサリー、特にネックレスは着けっぱなしでまったく問題ない。
着けたままなら無駄が減る
以上のように、サウナに入る度にいちいちネックレスを着脱することで発生していた手間が、着けたままにすることですべて省ける。
もちろん普段からアクセサリーを何も着けてなければ、特に気にすることではないんだけど、おしゃれは古来からの人間の嗜み。
おしゃれを楽しみつつサウナにも入りたいと思うなら、人生に無駄な時間を生まないためにも着けたままにするのがベストな選択。
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どうしても火傷が怖いなら外すしかない
とはいえ、ここまで俺の持論と客観的な意見を並べても火傷する時はするし、低温火傷なら気づかずに重症化するリスクも否めない。
俺はもう100回以上ネックレスを着けたままサウナに入っているけど、一度も火傷の症状が現れたことはない。
でも火傷するかしないかなんて、サウナのコンディションだけでなく、どう考えたって個人の体質に大きく結果が左右される。
だから「どうしても火傷したくないなら、もう外すしかない」としか俺は言えない。
念の為火傷には十分気をつけて自身の肌質や体調を考慮しながら、サウナには慎重に入ってもらいたい。
上でも書いたけど俺が着けているネックレスは以下。800円の割に品質は良い。
チェーンの形状、幅、長さが選べるんだけど、俺はスリム喜平チェーン、幅2.1mm、長さ45cmを愛用している。
若干短いから次買うなら50cmにする予定。
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