宅建に合格しないと一生給料が上がらないという鬼畜な昇給システムの会社にいたこともあり、俺は宅建試験の合格証書を持っている。
資格を活かすような仕事はほぼできていないんだけど、合格後に同僚から「どう勉強したらそんな短い勉強期間で合格できるの?」って聞かれることが多々あった。
そこで今回は、知識0から1ヶ月半の勉強で宅建試験に1発合格した俺が、宅建試験勉強のコツを解説する。
短期間で宅建合格を目指す忙しい社会人は、参考にしてほしい。
1ヶ月半の勉強で宅建に1発合格
宅建の試験日は毎年10月の第3日曜日、つまり10月15日前後に実施されるから、俺が勉強を開始したのはちょうど9月に入った頃。
勉強する時間がなかったとか、めんどくさくて後回しにしてたとか、定番の理由もあるが、俺が9月に勉強を開始したのには、ちゃんとした勝算があってのことだった。
宅建の勉強時間(目安)は300時間
ユーキャンによると、宅建合格者の平均勉強時間は300時間といわれていて、一般的には5月から、遅くとも7月には勉強を始める人が多いらしい。
それと比較すると1ヶ月半という勉強期間は、受かる気ないだろって言われてもおかしくないレベルで遅い。明らかに出遅れている感がある。
もちろん人によっては、既に知識のある人もいたりするから、1週間ぐらい過去問をやっただけで受かるって人もいるかもしれないが、この記事の読者にそんなチートプレイヤーはいないはず。
とはいえ、もしこの記事を試験日の2ヶ月以上前に読んでいるなら、早めに勉強するに越したことはない。
合格のみに特化した勉強がカギ
宅建試験を通して勉強した知識を本業の実務にも活かしたいって人には申し訳ないんだけど、俺が解説する勉強法では試験に合格することはできても、知識を実務に活かすのは多分無理。
というのも試験に出る知識だけを、問題を解くためだけに覚えていくから、実務で求められるような細かくて実践的な知識はほぼ習得できないんだ。
これは俺の勉強法が悪いというより、宅建という資格試験の形式に問題があると思うから、クレームは宅建の試験を実施している機関に入れてほしい。
目先の合格が大事
おそらくこの記事を読んでいる人の大半が、会社で半強制的に取らされるとか、資格をとって転職を有利にしたいって境遇だろうから、目先の合格が何より大事なハズ。
だったら実務で活かせるかどうかなんて二の次でいい。
とりあえず受かっちゃえばいいやん。
仕事で必要なことは受かった後に、実践を通して学べばいいのだよ。まずは試験に受かるために勉強しようぜ。
宅地建物取引士試験の難易度
正式名称「宅地建物取引士資格試験」は決して簡単な資格ではない。
宅建の合格率は約15%
宅建試験は相対評価で、合格率が15%前後で推移するように合格点が毎年変わる。過去5年の合格点は以下の通り。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
令和4年 | 226,048人 | 38,525人 | 17.0% | 36点 |
令和3年(12月) | 24,965人 | 3,892人 | 15.6% | 34点 |
令和3年(10月) | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% | 34点 |
令和2年(12月) | 35,258人 | 4,609人 | 13.1% | 36点 |
令和2年(10月) | 168,989人 | 29,728人 | 17.6% | 38点 |
令和元年 | 220,797人 | 37,481人 | 17.0% | 35点 |
平成30年 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% | 37点 |
15%の合格率が高いと感じるかどうかは人によると思うけど、40人のクラスで6人しか受からないって考えるとけっこう低いなと俺は思った。
1ヶ月半でなんとか15%の中に滑り込むための勉強法を解説していく。
科目毎に目標得点を設定する
宅地建物取引士試験は科目毎に問題数と配点が違うから、それぞれ目標点数を設定しておくことで学習計画を立てやすくなる。
宅建試験の科目・問題数・配点・俺が考える目標点数は以下の通り。
科目 | 出題数 | 目標得点 |
権利関係 | 14問 | 10点 |
法令上の制限 | 8問 | 6点 |
税その他 | 3問 | 2点 |
宅建業法 | 20問 | 18点 |
免除科目 | 5問 | 4点 |
合計 | 50問 | 40点 |
目標点数は実際に俺が目標にしていた点数。あくまで目標だから本試験の最中に目標点数を強く意識して解く必要はない。
上で書いた通り、宅建は相対評価だから、受験者全体の得点率によってその年の合格点が変わるんだけど、おおむね35点前後で推移してるから、40点取れればまず受かる。
権利関係と宅建業法は満点を目指しちゃいけない
よく言われるかもしれないけど、宅建試験において権利関係は民法に関わる科目で、試験範囲が膨大だから、すべて網羅するのは不可能。
ゆえに、権利関係は出るとこだけ確実に抑えて、あまり完璧を求めすぎて深追いするといくら時間があっても勉強時間が足りなくなる。
14問中8〜10問正解できればヨシというスタンスでOK。
逆に宅建業法は宅建士という資格のメインともいえる知識で、その分配点も高いわりに、民法ほど範囲が広くないから得点しやすいと言われている。
ただ毎年、やたらマニアックな難しい問題やひっかけ問題が出るから、こちらも満点を取ろうと思わず、捨てる問題はさっさと捨てるのが賢明。
宅建業法の難易度でその年の合格点が左右されるぐらいだから、自分が解けない問題はみんな解けてないと思えばいい。要は、みんなが解ける問題をいかに取りこぼさないかが大事。
後で紹介する「スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集」の解説では、捨てていい問題かどうかについても教えてくれているから参考になる。
宅建の勉強に必要なテキスト
資格試験の勉強を始めるにあたって、まず最初の関門は「教材選び」。宅建は超がつくほどメジャーな資格試験であるがゆえに、教材が毎年山のように出版されていて、どれにすればいいか迷うと思う。
ここからは短期間で合格するため、俺が実際に使った問題集を紹介するから、ぜひ参考にしてほしい。
- スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集
- 本番形式の過去問題集5年分以上
スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集
12年分の過去問が論点別に掲載された問題集。
宅建は試験本番後に問題用紙が持ち帰れるから、実際の過去問と詳しい解説が掲載された過去問題集が存在する。
使い方は後で解説するんだけど、この論点別過去問題集はその名の通り、実際の過去問が分野毎に掲載されているから、勉強開始初期から行う問題演習にめちゃくちゃ使いやすいんだ。
解説も短くてわかりやすいし、試験でたまに出るマニアック過ぎる問題に対しては「捨てていい」とはっきり説明が書いてあって面白かった。試験を終えたからわかるけど、この本の著者は信用できると思う。
最新1年分の過去問が掲載されているけど、次に紹介する過去問題集に同じ問題が載っているから使わなかった。
本番形式の過去問題集5年分以上
論点別とかじゃなくて、本番と同じ形式の過去問題集。
勉強の終盤で本番を想定した問題演習に使う。俺が使っていたのは12年分の過去問が掲載された問題集だけど、実際使う分には過去5年分もあれば十分で、それ以上は使わなくていい。
理由は、10年も昔の過去問は現在の形式と変更している点がかなり多いし、12年分を1回ずつ解くより4年分を3回解く方が試験対策としては有効だからだ。
俺は以下の過去問題集を使っていたけど、5年分以上の過去問と解説が載っていれば何でもいい。問題と解説を別の冊子として切り離せるタイプが使いやすいからおすすめ。
学習教材はフィーリングで選べばいい
試験に合格した俺が実際に使っていた問題集だからって、同じ物を使えばみんな合格するとは限らない。学習本は人によって合う合わないがあるから、ここで紹介した本がなんか気に入らないという人もいるだろう。
その時は、本屋の宅建参考書コーナーで似たような形式の本を立ち読みして、感覚的に気に入った本を買えばいい。
参考書の中身に大差はない
正直ここまでメジャーな資格試験になると、どの本も書いている内容に大きな差はない。
だったらデザインやレイアウトで、勉強に対する自分のモチベーションを上げてくれる本を買うべき。本のレビューや周りの評判は気にしなくていい。結果的に、自分の気に入った本が最も優良な学習教材となる。
俺も高校時代、デザインが好きという理由で、周りに誰も使っている人がいない超マイナーな英単語帳を使っていたけど、センター試験の英語で9割得点できた。
結局迷っている時間が一番もったいないんだ。
YouTubeの宅建講義動画が神
おすすめの問題集はわかったけど参考書は買わないの?って思ったかもしれないが、買わなくていい。YouTube動画があれば十分だ。
ここ数年、YouTubeの学習系動画は本当に質が高い。資格学校の現役講師が、受験生に大して実際に行った講義をYouTubeにアップロードしているもんだから、我々視聴者はプロのわかりやすい講義を、何回でも無料で見れてしまう。
こうなってしまうと、もはやお金を払って参考書を買う必要すらないんだ。こんなに恵まれた学習環境がかつてあっただろうか、いやない。
今となってはYouTubeで勉強することに抵抗があるという人はほぼいないだろうけど、もし資格試験の勉強にYouTubeを使っていない人がいたら、絶対有効利用すべき。
ここからは実際に短期間で俺を合格に導いてくれた、宅建に関する素晴らしいYouTubeチャンネルを2つ紹介する。これらのチャンネルなしに俺の宅建合格はなかっただろう。
宅建みやざき塾
宅建のYouTubeチャンネルではおそらく最も有名。
変な色のメガネをかけた小太りのおじさんが、めちゃくちゃわかりやすく講義をしてくれる。
俺は宅建勉強の大半を、宅建みやざき塾の動画を見ることに費やしていた。
論点別に動画を出してくれているから、勉強を進めやすい。動画数も豊富で、毎年最新の対策講義をアップしてくれているから、自分の受ける年度に合わせた動画を選んで見てほしい。
宅建の勉強を始めてからというもの俺は、移動中、昼休み、寝る前など常に宅建みやざき塾の講義動画を聞き流していた。
宅建吉野塾
みやざき塾と同じく宅建の講義動画を無料で配信しているチャンネル。
宅建吉野塾の講義もスマートな語り口調でとてもわかりやすい講義内容。俺の場合、宅建試験で1番の難問である権利関係は宅建吉野塾で、それ以外は宅建みやざき塾の動画を見て勉強していた。
使い分けていた理由は完全に俺のフィーリングで、権利関係の解説は吉野塾の方が俺にはわかりやすいと感じたから。
どちらもしっかり試験範囲を網羅していて、わかりやすい上に無料で見れるから、これから勉強を始める人は最初に動画を見て、好きなチャンネルで勉強を進めてほしい。
YouTube Premium(プレミアム)の加入が圧倒的におすすめ
YouTubeを使った動画学習をする上で、YouTubeプレミアムへの加入はマストといっても過言ではない。
YouTubeプレミアムは、月額1,180円で
- 広告なし
- バックグラウンド再生
- 動画のオフライン再生
などさまざまな恩恵が受けられる有料サービス。
特に勉強目的でYouTubeを使うなら、「広告なし」と「バックグラウンド再生」が月額たった1,180円で手に入るのはお得すぎる。
せっかく無料で見れるYouTubeにわざわざ金払いたくねーよって気持ちもわかるが、これから講義動画を何百回と見るたびに、毎回広告に15秒も時間をとられるのはバカらしくないだろうか。
もし講義動画を500回見ると仮定したら、YouTubeプレミアムに加入していない人は加入していない人に比べ、2時間以上遅れをとることになる。勉強期間の短い人にとってこのタイムロスは致命的。
さらに、バックグラウンド再生が可能になれば、移動中や食事中にスマホの画面を暗くした状態でもずーっと講義を聞き流すことができるから学習効率が圧倒的にアップする。
短期間で宅建合格を目指す人にとって、YouTubeプレミアムは値段以上のメリットを確実に得られるから、ぜひ加入するのをおすすめする。初めての加入なら最初の1ヶ月は無料で利用できる。
1ヶ月半で合格するための勉強方法
ここからは具体的な勉強方法や手順を解説していく。それが以下。
- ①YouTubeで講義動画を見る
- ②論点別に問題集を解く
- 問題集を全問正解できるまで①②を繰り返す
- ①過去問を解く
- ②満点取るまで同じ過去問を解く
- 5年分の過去問を①②の手順で回しまくる
問題集を手元に用意できたらすぐに取りかかってほしい。なにしろ時間がない。
最初の1ヶ月の勉強法
まずは先に紹介した「宅建みやざき塾」もしくは「宅建吉野塾」の講義動画を論点毎に視聴する。
動画を見たら、論点別過去問題集を開いて、動画と該当する論点の問題を解く。
例えば、権利関係における「意思表示」の講義動画を見たら、論点別過去問題集で「意思表示」の問題を解く、といった感じ。
講義動画は時短のために、1.5〜2倍速で視聴するのがおすすめ。
間違えたら動画に戻ってまた解く
ここで大事なのは論点別過去問題集で1問でも間違えたら、また動画に戻って、その論点の問題を全問正解するまでひたすら繰り返すこと。
遠回りに感じるかもしれないけど、記憶しないまま放置すると後からやり直しになるから、結局はこのインプットとアウトプットの反復が最も近道なんだ。
ちなみに宅建は基本的に4択問題になっているけど、過去問演習をしている時は正解にならなかった選択肢についても、なぜ正解じゃないのかまで理解しておくべき。でないと、問題を応用された時に対処できなくなる。
権利関係と宅建業法は先に取りかかるべき
科目(論点)別に勉強する時におすすめの順番は、権利関係→宅建業法→法令上の制限→税金その他→免除科目。試験の出題順と同じ。
というのも、問題の配分を見ればわかるように、権利関係が14問で宅建業法が20問と他の科目に比べて問題数が多く、いわゆる重たい科目なんだ。
だから、できるだけこの2科目に時間を使いたい。先に権利関係と宅建業法の勉強を始めて、他の科目も一通り勉強が済んだら、また重たい2科目に戻ってきて反復しながらしっかりと記憶を定着させるのがおすすめ。
残り2週間の勉強法
最初の1ヶ月でインプットとアウトプットを繰り返し、知識を溜め込んだら、いよいよ実践形式の過去問演習に入る。
5年分以上の過去問と解説が掲載された問題集を開き、最新の過去問から、本番と同じように120分測って解いていく。
たまに、最新の過去問は本番直前まで温めておくという人がいるけど絶対ダメ。最新の過去問が最も本番の傾向に近いんだから、一番最初に解いて何度も繰り返さないといけない。
直前に初めて解いていては繰り返す時間がなくなってしまう。
過去問は1年分ずつ解いて、間違えた問題があったら解説を読み、全問正解するまで1問目から何度も繰り返す。
全問正解したら次の年の過去問に取り組むっていう流れで進めていく。
何度も書くけど、とにかく同じ問題を何度も解いて完璧にしていくのが、1番の近道。
過去問演習は無双できるはず
全問正解できるまで何度も解くなんて、どんだけ時間かかるんだよって思うかもしれない。
だけど、最初の1ヶ月で動画講義と論点別過去問題集をやっていれば、1発目の過去問演習から7割以上得点できるだろうから、2〜3回解けば満点をとれるはず。
というのも、本番形式で解く過去問は、実は最初の1ヶ月に論点別過去問題集ですでに解いている問題なんだ。だからいきなりその年の合格点が取れてしまったりする。
俺がここで解説している方法で勉強を進めて、初めて過去問演習をした時も、最新年度の過去問で8割正解して、「宅建いけるやん!」と合格を確信した。
試験直前はひたすら過去問と動画聞き流し
試験の2〜3日前になっても基本的にやることは変わらない。
本番形式で過去問を何度も回し、日常生活の合間には講義動画をずっと聞き流す。
俺は朝起きた直後から通勤電車、昼休み、帰宅後から寝るまでずっと宅建みやざき塾の講義を聞いていた。
ちなみに電車なんかで講義動画を聞き流しするなら、イヤホンが必須だけど、完全独立型ワイヤレスイヤホンの「SoundCore LifeP3」を強くおすすめする。
一瞬でBluetooth接続できる上に、ノイズキャンセリング機能も搭載していて、イヤホンに必要な最低限の機能がすべて揃っている。
その上でAirPodsの3分の1以下の値段で買えるっていうコスパ最強のワイヤレスイヤホン。俺はもう2年以上愛用してる。
1日あたりの確保すべき勉強時間
1ヶ月半で宅建に合格するには1日にどれだけの勉強時間が必要か。
俺が実際に確保していた勉強時間は平日3時間、休日8時間以上。
これに加えて、スキマ時間に講義動画の聞き流しをしていた。
社会人で労働時間の長い人や、家族がいる人は厳しいと感じるかもしれないが、1ヶ月半で知識0から宅建に合格するには、これぐらい勉強時間の確保が迫られると思ってほしい。
2ちゃんねるやツイッターでは「1週間で受かった、宅建ちょろすぎて草」とか「過去問1回解いたら受かったわw」とかほざいてる連中がいるけど、真に受けちゃいけない。
受かった人間はマウントを取りたがる。無視無視。
休める日はない
凡人が1ヶ月半で宅建に合格しよう思ったら、1ヶ月半の間に勉強しなくていい日は存在しない。
会社の飲み会とか、家族サービスがあるとはいっても、飲み会なら断るべきだし、家族サービスはスキマ時間に少しでも勉強を進めるべき。
とにかくこの1ヶ月半にすべてがかかっているのだから、勉強以外のイベントはできるだけ断るか試験後に回そう。わざわざこの1ヶ月半の間にやらなくてもいいだろ。
俺は会社の飲み会が何度かあったけど、仮病を使って断るか、11月に行きましょうと言ってすべての飲み会を上手く回避していた。
モチベーション維持のコツ
短期間で集中して勉強するには、モチベーションの維持がめちゃくちゃ重要。
ここでは俺がひたすら宅建の勉強をしていた時、どういう考えでモチベーションを保っていたかについて解説する。当時の俺のマインドが以下。
- 来年また勉強するのはイヤ
- お金がもったいない
- 1発で受かったらかっこいい
来年また勉強するのはイヤ
1回だけ受験して落ちたら諦めるっていうスタンスで受験する人には響かないかもしれないけど、多くの人は落ちた場合、何回かは再度挑戦すると思う。
宅建は年に1度しか試験がないから、落ちたら半年ぐらい宅建から離れて、知識が抜け落ちた状態でまた勉強を再開しないといけない。
1回で受かっていく人がいる以上、2年以上連続して勉強するのはメンドくさいし、時間の無駄感がハンパない。絶対イヤだ。
短い人生、何度も何度も宅建に費やしている時間はない。今回の試験でさっさと勉強に終止符を打とう。
お金がもったいない
言わずもがな、落ちたら試験の再受験料8,200円がかかる。
さらに法律はけっこう頻繁に改正されるし、過去問は毎年最新版が掲載されるから、テキストも買い替えないといけない。
そうなると再受験には合わせて10,000円以上のお金が飛んでいくことになる。イタすぎる出費。
今がんばれば、無駄な金を払わなくてよくなるぞ。
1発で受かったらかっこいい
すでに2回目以降の受験って人には申し訳ないけど、1発合格ってかっこいいよね。
資格Timesによると、宅建の平均受験回数は2回らしいから、1回で受かるのは普通にすごいことなんだ。
1回で受かれば会社で嫌な上司や同僚にも胸を張って報告できる。
社員の学力によるだろうけど、俺が1回目で受かった時はけっこう周りから褒められて嬉しかった。
宅建合格は一生モノ
宅建は受かってしまえば、その結果は履歴書の資格欄に一生書くことができる。
かなりメジャーな国家資格だから、就職や転職の時にアピールできるし、不動産業界での実用性も高い。
実際いろんなところで「使える資格」として紹介されている。
取ったからって人生が変わるような資格ではないけど、一生残る資格なんだから、運転免許証と同じく取っておいて損することはない。
1ヶ月半で合格は可能
今回は実体験にもとづいて、1ヶ月半っていう短い時間で合格する方法について解説した。
この記事を読んでいる切羽詰まった受験者たちは、もう間に合わないなどと諦める必要はまったくない。
簡単な資格ではないけれど、宅建に短期間で合格したい人たちにとって、少しでもこの記事が役に立ってくれたら嬉しい。
それでは健闘を祈る。