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旅行

【マフラー型ネックピロー レビュー】U字型が合わない人へ【快眠グッズ】

2025年1月19日

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飛行機やバスで首を傷めず寝るために、かつてU字型ネックピローを使っていたんだけど、どうにも俺には合わない。

U字型以外のネックピローは無いものかと探しまくったらマフラー型ネックピローなるものを見つけて、使ってみたら大当たりだったから全力で紹介したい。

深夜・長時間フライトで快眠したい人やU字型のネックピローが合わない人は参考にしてほしい。

チアキ
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首が痛くなる原因は頭の傾き

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基本的に機内ではネットも繋がらないし、トイレ以外は席を立って動き回れないから、やることといえば寝るだけ。

とはいえその場の眠気に身を委ねて眠りに落ちると、起床後耐えがたい首の痛みで旅行どころではなくなってしまうのがオチ。

じゃあ首が痛くなる原因は何かっていうと、寝ている間に頭が横に傾き、一方の首の筋肉が長時間伸びた状態になってしまうからなんだ。いわゆる寝違えってやつ。

逆に言えば、何かしらの方法で頭が傾かないように支えてやれば、首の痛みは防げる。

極端な話、顔の左右両側に壁のある座席があれば超快適だと思うけど、現状そういった座席を俺は見たことがない。

だから飛行機で寝たい人はみんなネックピローを用意して、首の痛みを防止しようとするんだ。

U字型ネックピローは欠点が多い

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国際線の飛行機に搭乗すると、トイレの便座みたいなクッションを首にかけている人たちがいると思うんだけど、あれがU字型のネックピロー。

もともとは俺も飛行機で寝た後に発生する首の痛みを解消したくて、空気で膨らませるタイプのU字型ネックピローを試したんだけど、付けた直後、自分には合わないことを察した。

それ以降結局、U字型ネックピローは1度も使わず友人に譲渡。首の痛みに耐えながら機内での時間を過ごしていた。

強制的に首が前に傾く

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U字型ネックピロー最大の欠点は、首の後ろにある膨らみ。

首の横だけじゃなく後ろにもクッションが入っているせいで座席の背もたれと干渉し、強制的に頭が前傾姿勢になってしまうんだ。

無理に背もたれに頭をつけようとすると、首が後ろから押されるから気管支が圧迫されて息がしづらいし、単純に寝るには無理がある姿勢になる。

人によるんだろうけど、少なくとも俺は頭を前に傾けられた状態で快眠は不可能。

荷物がかさばる

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U字型ネックピローは、その便座みたいな形状とサイズから超かさばる。

スーツケースの持ち手に引っかけて外付けしている旅行者を空港でよく見るのは、収納できないからなんだ。

機内での睡眠は大事だけど、あくまでメインは現地での滞在だから、往復の機内でしか使わないネックピローにバッグのスペースを圧迫されるのは避けたい。

離陸後パンパンに膨らむ

空気で膨らませるタイプのネックピローなら、使わない時は圧縮して収納できる。

ただこれにも欠点があって、飛行機の離陸後、高度が上がるにつれてネックピローがパンパンに膨れ上がり寝心地を悪化させる。

搭乗前と後に手動で膨らませたり空気を抜くのもめんどくさい。

見た目が大げさ

U字型ネックピローを首にかけている姿は、少しみっともない。

長時間フライトの機内で見た目を気にする必要はないんだろうけど、これが韓国行きとかの比較的短時間のフライトだと若干大げさに見える。

まして新幹線や高速バスでU字型ネックピローを取り出したら、周りから注目を集める可能性も高い。ただ眠りたいだけなのに。

マフラー型ネックピローは首を支えるだけ

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上で書いたU字型ネックピローの欠点に頭を抱えていた俺が、どうにかU字型以外のネックピローはないものかと血眼になって探した結果、たどり着いたのが今回のマフラー型ネックピローだった。

マフラー型ネックピローはその名の通り、首に巻き付けて使う。

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初めて見る人は何がどうなっているのかわからないと思うんだけど、作りはいたってシンプル。

布の先端部分が2重になっていて、

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中にプラスチックでできたサポーターが収納されている。

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これがネックピローの核であり、すべてはこのサポーターによって成り立つんだ。

使い方も超カンタンで、サポーター部分を首の左右どちらかに押し当てて布を首に巻き付けたら、マジックテープで固定し装着完了。

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あとは、寝る時に頭が傾いてもサポーターが支えてくれるから、傾き過ぎて首の筋肉が伸びるのを防いでくれる。

必要最小限だからコンパクト

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マフラー型ネックピローは、首を支えるために必要最小限のサポーターが薄い布に入っているだけだから超コンパクト。

U字型だとバッグに外付けしていた人も、マフラー型なら余裕で収納できる。

めっちゃ軽い

しかも、構造がシンプルゆえに超軽い。

俺みたいに安さを求めて、手荷物制限の厳しいLCCばかり使う人にとっては、荷物1つ1つの重さってかなり重要。その点でこのマフラー型は非常に優れている。

測ってみると

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脅威の120g。調べてみると無印のネックピローが重さ230gだから半分以下。もはやバッグに入れてないのと同じ。

この軽さなら仮に使わなかったとしても、大して負担にならないから、とりあえず荷物に加えておいても気にならない。

使ってても目立たない

U字型ネックピローを付けてると、私は機内でがっつり寝てやりますわよって感じの見た目になるから、深夜フライト以外だと使うのに抵抗があるんだけど、マフラー型なら大丈夫。

使っていてもネックウォーマーを首に巻いているだけに見えるし、パーカーやジャケットのフードを被ってしまえば、ネックピローを使っていること自体ほぼわからなくなる。

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目立たないからネックピローを使う人の少ない国内フライトや新幹線でも、周りを気にせず使えてぐっすり眠れる。

簡単に洗えるから衛生的

ネックピローは使っている間、首や顔にずっと触れているし、寝ると汗もかく上に多分ヨダレをこぼしたりもしてる。

だから服と同じく1回使ったら洗濯したい。

U字型ネックピローだと中にクッションが入っているから丸洗いできない商品があったりするんだけど、マフラー型はただの布だから中に入っているサポーターさえ抜いてしまえば洗濯機でそのまま洗える。

サポーターもプラスチックだから気になる人は水洗い可能。俺はもう何度もドラム式で洗濯しているけど、生地が伸びたり毛玉ができたりもしていない。

首が暑くなるのがデメリット

マフラー型ネックピローはマフラーほどじゃないにしろ、生地が若干厚いこともあって、使っていると首が暑くなることがある。

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特に冬の時期は飛行機の暖房が効きすぎて、首が蒸れたりする。

俺は耐えられないほど首が暑いってなったことはないけど、暑がりの人はしんどいかも。

座席の空調を強くすれば何とかなった

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1月に飛行機に乗った時は、暖房が効きまくっていてヒートテックにパーカーだと暑いぐらいの機内温度だった。

この暑さでネックピロー使うのキツイなと思ったんだけど、飛行機には座席の上に空調の吹き出し口があるから、それをねじって風を強くしたら全然耐えられた。

暑くてしんどくなったら試してほしい。ただ、風に当たり続けると乾燥するからマスク必須。

12時間のフライトでも快眠できた

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マフラー型ネックピローの快適さを強く実感したのが、年末年始の連休を利用してスペインに行ってきた時。

深夜発12時間のフライトがあって到着後すぐに動き出したかったから、どうしても寝たかったんだけど、結果的に12時間のうち8時間の快眠に成功。

起床後も首はまったく痛くなく、体のダルさもなし。早朝スペインに着いてから、何の支障もなく、その日は1日中元気に動き回ることができたんだ。

もちろん、打つと身体が覚醒するようなクスリは使っていない。

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寝れば時差も気にならない

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長距離フライトはどうしても現地との時差で体のリズムが狂いがち。

それでも移動中にとりあえず寝ておけば、時差ボケは気にならないというのが今回のスペイン旅行で学んだ教訓。

寝すぎはよくないって意見もあるけど、寝不足よりは確実にマシだから仮に現地の夜中に着く便でも機内で寝て、現地でもまた寝ればいい。寝不足は死ぬけど寝過ぎでは死なない。

耳栓とホットアイマスクでノイズを消す

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マフラー型ネックピローと合わせて俺が使っている快眠グッズが耳栓とホットアイマスク、あとサンダル。

飛行機ではエンジン音がうるさいし、照明もちょくちょく点灯するから、これらがあると快眠できる可能性がグッと上がる。

耳栓はシリコンタイプ

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耳栓はワイヤレスイヤホンみたいなシリコンのものを使っている。

シリコンタイプのメリットは耳にフィットしやすいのと、必要な音は拾えるちょうどいい遮音性。

遮音レベルが高すぎると、必要な機内アナウンスを聞き逃したり、CAの呼びかけに気付けない可能性があるから、適度に外の音が聞こえた方がいい。

シリコンタイプはその遮音性が絶妙。それに俺は多少のノイズがある方が寝られる。ケースも超小さいからまったく荷物にならない。小さすぎて無くしそうなレベル

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昔はLOOPを使っていたんだけど、今は同じような形でもっと安い商品があるから、そっちを使っている。

充電式ホットアイマスク

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ホットアイマスクといえばめぐりズムだけど、あれは使い切り。

充電式のホットアイマスクなら何回でも使えるし、加温時間が長いからおすすめ。

俺が使っているホットアイマスクは軽いし、袋も付いているから旅行に持っていきやすい。

ネックピローさえあれば最悪これらはなくても寝れるけど、あればなお睡眠の質が上がるからぜひ導入してほしい。

長時間フライトは睡眠が命

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俺も学生の頃は夜行バスで一睡もできなかったり、早朝フライト前日に徹夜で飲み明かしてそのまま海外旅行みたいなことをしていた時期があった。

今考えると、睡眠を削ってする旅行はマジで損しかない。

風邪を引く一歩手前の体調で、フラフラになりながら観光地を回ってもまったく楽しくないし、寝不足だとイライラして同行者と衝突しやすくなる。

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飛行機で寝られると行動量が爆増する

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深夜フライトや夜行バスでしっかり寝られる人って普段ネカフェのリクライニングシートで寝てる難民だけだと思っていたんだけど、ネックピローのある俺は難民側の人間になった。

というか、深夜移動中に快眠できれば到着後にホテルで仮眠しなくて済むし、無理に行動して体調を崩したりしないから、旅行を最大限楽しめる。

移動中に寝られる人は他人より長く生きている

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移動中に寝られない人が仮眠をとっている間、寝られる人は普通に活動できるわけだ。

極端に言えば、移動中に寝られる人は寝られない人より長く生きているとも言える。

人より長く生きて、大切な海外旅行の時間を長く楽しむために俺はこれからもマフラー型ネックピローを使い続ける。

移動が多い人はぜひ導入してみてほしい。

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